JINの初回放送が4/17に決定だそうですねやったー

でもでも~まだ1ヶ月ちょっとある泣く 長い、長いですよ・・・ 

妄想だけじゃ生きていけない号泣


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先日読み終わりました「ぼく、牧水! 歌人に学ぶ「まろび」の美学」

「文・堺雅人」の中でも登場する、宮崎出身の歌人若山牧水について語り合った対談本

対談のお相手は堺さんの高校時代の恩師であって牧水研究家・歌人の伊藤先生
3日間、牧水の縁の地でお酒を飲みながらの対談で、とても楽しそうな雰囲気が読んでいるこちらにも伝わってきます


私は和歌に全く興味がなくて、当然のことながら若山牧水についてお名前さえも知らない(もしかしたら学生時代、牧水の歌を勉強していたかもしれないんですが、全く覚えていません)、とっつきにくいかな~と思いながら読み始めたら全然そんなことがなかったです


和歌に興味がない私にも、牧水の魅力がとても伝わってきて(牧水の歌を丁寧に解説してくださっているのがありがたかった)機会があれば若山牧水の歌集を読んでみようかと思うくらい


伊藤先生と堺さんの関係性もとても羨ましいと思います
高校時代の恩師と卒業後何年もたってから、好きなコトをお酒を飲みながら語り合える関係
いいなぁ~
私にもそんな先生がいてくれたらなと思わずにはいられないです


堺さんの牧水の歌を「コトバの結晶」と表現し、それを読むのは「自分の体温でゆっくり溶かしていく作業」と語られているのには感動でした


牧水を絡めた堺さんの演劇論もとても興味深いです


和歌に興味がない方でも、楽しく読める1冊だと思います
この対談を読むと、堺雅人という俳優がほんのちょっぴり理解できたような気になれます(笑)
そしてお酒が飲めない自分がただただ残念だなぁって・・・
きっとお酒を飲みながらこの作品を読んだら、もっと面白いんだろうなって思いました



ぼく、牧水! 歌人に学ぶ「まろび」の美学 (角川oneテーマ21)/伊藤 一彦

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