「一瞬の風になれ 二部 -ヨウイ-」と「一瞬の風になれ 三部 -ドン-」の2冊をちょっこし前に読み終わりました
二部は新ニたちも2年生になり、一部よりもそれぞれのキャラの魅力がどんどん引立っていく感じ
中だるみになりそうな2年目のお話ですが、一部よりもグッと引き込まれる感じがしました
部活のメンバーとの絆、蓮の変化、新二と谷口さんの淡い恋(この歳になってもきゅんきゅんしちゃいますねw)
健ちゃんの事故・・・
新二が全身で、いろいろなことを吸収していく姿がとても眩しい
健ちゃんの事故がきっかけで走らなくなってしまった新二を救ってくれたのは、部活のメンバーの走る姿だったのが・・・涙をこられるのに必死になりました
新二の気持ちにも部活のメンバーの気持ちにも感情移入しやすくなってます
それぞれの気持ちになって、読みながら熱くなったり凹んでみたり
なんだか自分も春高のメンバーの1人のような気持ちになりながら読んじゃいました
三部は3年生
新二たちの高校最後のレース
レースの臨場感がもの凄く素晴らしいです
あまり競技場のタータンで走ったことのない私でも、しっかりと臨場感が伝わってきます
個人戦の緊張感も素晴らしいですが、4継の臨場感、疾走感、風景描写には震えました
まるで自分が新二たちと同じタータンの上にいるような感じで
全てが上手くいくわけではないのがスポーツであって・・・
仲間の無念・悔しさも背負って走る新二の姿に本当に感動しました
蓮の変化も凄く三部を使ってとても丁寧に描かれているのが良かったです
明るく、爽やかで、こういう青春って本当にいいなぁと心の底から思える素晴らしい作品でした
爽やかな感動をありがとうございました
新二や蓮、春高陸上部のメンバーたちのゴールを読んでみたいなぁ
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