堂場瞬一さんの「チーム」を読み終わりました
堂場さんの作品を読むのは初めてです
凄く面白くて、本当に一気読みに近いくらいの勢いで読んじゃいました
「風強」を最初に読んだのと同じくらいの興奮で、通勤中信号待ちのちょっとの時間を使ってでも読んじゃいたくなるくらい夢中になってしまいました
箱根駅伝の学連選抜チームを題材とした作品
予選会敗者チームからの寄せ集めのである彼らの、箱根を走ることへの葛藤、屈折した思い、意地がとてもリアルに生き生きと描かれてました
ばらばらだった彼らが1つのチームになっていくのが丁寧に描かれていると思います
なんといっても箱根駅伝のレースシーンでの、心理描写や選手の目線からの風景描写がものすごくリアル!
作者さんは経験者なのかと思うくらいな、臨場感にドキドキしました
特に5区の描写は素晴らしいと思います
この作品を読むと学連選抜への見方が凄く変わってくると思います(現に私も、、箱根駅伝の前に読んでおけばとちょっぴり後悔しているくらい)
箱根駅伝好きの方はかなりお勧めの1冊です
風強好きの方も是非!
比べてはいけませんが、、、私はお話としては「風強」の方が面白いと思いました
そしてハイジさんは本当に凄い指導者なんだなって(笑)
- ¥720
- Amazon.co.jp
