万城目学さんの「ホルモー六景」を読み終わりました

こちらの作品「鴨川ホルモー」のスピンオフの短編作品になります

「鴨川ホルモー」を読まれてから、こちらを読んだ方が断然面白いです


全ての短編が本編である「鴨川ホルモー」との絶妙に絡ませてあって

そのさじ加減がさすがの一言です(プロの方に対して、すっごく失礼ですよね スミマセン)


ホルモーの歴史的なお話もあれば、ほのかな恋愛ものや友情ものもあってどれも大変面白い

どのお話も好きなのですが、その中で一番を選ぶとすれば「長持ちの恋」かなぁ

読んでいて思わず涙がほろり

京大青竜会の高村くんのちょんまげに壮大な歴史的意味があったとは!と思わずイナバウワーしちゃうくらい驚いちゃいました

本能寺に行ったさいはかの方のお名前を絶対に探そうと思いました


「丸の内サミット」では、なんと東京でもホルモーが行われていることが描かれいて、東京在住な自分には小躍りしたくなるくらい嬉しかったです

でも。。どう頑張っても私はホルモーのメンバーにはなれない(涙)


全てを読み終わった後に思ったのは、鴨川ホルモーの続編が読みたいでした


鴨川ホルモーを面白いと思った方は是非とも読んでいただきたい1冊です

巻末の有栖川さんの解説も凄く良かったです

ホルモー六景 (角川文庫)/万城目 学

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