「桜田門外ノ変」上下巻を読み終わりました
映画「桜田門外ノ変」の原作本になります
残念ながら映画は見れていないので、映画がどう描かれているのかわかりません
上映館もかなり減ってしまっているので、DVDになるまでお預けかなぁ
この作品を読んでいると、大老・井伊直弼はもの凄く厳しい弾圧をおこなったんだと改めて知ることができました
自分がなんとな~く知っていた安政の大獄よりも、さらに厳しくて水戸藩をはじめとする尊皇攘夷派の方々から恨まれても仕方がないですわね
まぁ、弾圧を行った方からみればまた違った見解があると思うので、思いこみはいけないなと思ってはいますが・・・(それでもちょいとやりすぎな感もあるなぁって)
水戸(脱藩)藩主の目を通して淡々と描かれる史実が、とてもリアルで次第に主人公たちに感情移入していきます
ふとした瞬間に、彼らを一方的でちょっと偏屈だなと思うこともありましたが国を思う気持ちは現代の私たちよりもすごく強かった故の行為だったんだと改めて思いなおしてみたり。。。
幕末の日本の激動が、とてもよくわかる1冊だと思います
この時代の背景が不勉強だった私にはとても勉強になりました(コレラの流行等も描かれているので、ふとJINを思い出して、恭太郎様もこの激動の時代に生きた方なんだなぁとキュンとしたことはナイショでございますw)
改めて幕末という激動の時代を描いた作品をもっと読んでみたいと思わせてくれた作品です
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