シネマトゥデイより・・・良縁を願っていた29歳の布枝(吹石一恵)は、戦争で片腕を失った10歳年上の漫画家・茂(宮藤官九郎)とお見合いをすることに。お見合いから5日後には結婚式を挙げ、住み慣れた島根県安来から茂の暮らす東京へ出た布枝を待っていたのは、甘い新婚生活とは程遠い貧乏暮らしだった。戸惑いながらも結婚生活を始めた布枝は……。
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昨日は「ゲゲゲの女房」の試写会へ行って来ました
凄く楽しみにしていたので、はじまるまでは本当にドキドキしてたんですけど・・・
はじまってみて、最初の30分くらいで・・・がっかりしちゃいました
お見合いのシーンなし、結婚式のシーンなし(写真だけ)
いきなり東京・調布での生活が始まります
意図的なものなのかどうなのかもわかりませんが、とにかく台詞が聞き取りにくい
布枝さん役の女優さんが悪いのか、あえてそういう演出なのか・・・
台詞が聞き取り難いし、表情もすっごく乏しいので何も伝わってこない(これは私がちゃんと拾えてないだけかもしれませんが)
これも意図的なのかわかりませんが、、、現代の調布駅(だと思うんですけど、違ったらすみません)のロータリーがそのまま映し出されていて、都バスやらタクシー、駅ビルとかまんま映っている
その瞬間にもう気持ちがドン引き
水木家も内装とか凄く綺麗で、赤貧な感じが伝わってこない・・・
しげるさんと布枝の2人の気持ちの機微もちゃんと描かれていない感じで伝わってこない
この監督さんは、しげるさんと布枝さんの何を描きたかったんだろう?と思ってしまうくらいな中途半端さしか私にはわからなかったです
劇中にいろいろな場面に妖怪たちが出ていますが、それが妖怪だと気が付くまでしばらくかかる、、、
何のために妖怪を出しているのかさえ、伝わってこない(その妖怪の「ぬらりひょん」役がドラマの質屋さん役だった徳井さんでした)
ドラマでスガちゃん役だった柄本さんが、編集者役で登場
あ、あとドラマの布美枝さん友人チヨ子さん役の平岩さんが、布枝さんの義理の妹役で出てました
・・・比べちゃいかんと思っても、比べたくなっちゃいますよね このキャストだと
くどかんさんの飄々としたしげるさんは、良かったです
くどかんさんがしげるさん役じゃなかったら、絶対途中で席たって帰ってたと思う
私にはこの映画が何をテーマにして、何を伝えたかったのか全くわかりませんでした
正直楽しみだった分、がっかりしたというか、、、見終わった瞬間は酷すぎる!と怒りがフツフツとわいてきてしまったくらい
わからないお前が悪いんだといわれたら、それでおしまいかもしれませんけどね