シネマトゥデイより･･･忠臣蔵として有名な赤穂浪士の吉良邸討ち入りでは46人が主君に殉じ切腹するが、二人の男が生き残った。討ち入り前日に逃亡した瀬尾孫左衛門（役所広司）と、討ち入りを後世に伝えるため逃がされた寺坂吉右衛門（佐藤浩市）。正反対の運命を背負う二人が16年ぶりに再会。瀬尾はなぜ討ち入りから逃げたのか、寺坂は元同志が抱えてきた秘密を知る。
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昨日は「最後の忠臣蔵」の試写会に行ってきました
心は「武士の家計簿」の完成披露試写会へ行きたかったと半べそ状態でしたが･･･いやいや試写会に当たるだけでもありがたいのに
贅沢なことを言ってはいけないわっ
上映前に「パラダイス・キス」の予告が流れてびっくり！
うおーむ、む、向井さんっっと思わずお尻が浮きかけてしまいました
向井さん素敵だ～めっちゃかっこいい～～とぽわわ～んとしていたら、本編の上映がスタート
赤穂浪士が吉良邸に討ち入りを果たしてから16年後のお話です
討ち入り前夜に、大石内蔵助より密名を受け人目を避けて生きてきた瀬尾と、瀬尾が命を欠けて守り育ててきた可音
大石内蔵助より、討ち入りを後世に伝えるために逃された寺坂
役所広司さん演じる瀬尾さんが凄く素晴らしかったです
派手な殺陣もなくとても静かに描かれていて、瀬尾にも可音にも安田成美さん演じる夕の気持ちも凄く感情移入してしまいグッとくるシーンが多かったです
死ぬことが潔いと尊ばれていたこの時代に、死ぬことが許されなかった心情が痛いくらいに伝わってきました
途中、途中で人形浄瑠璃のシーンが挿入されているのですが（曽根崎心中）、本編との関連性があるのかしら？と考えてしまいました
もし関連性があるとしたら、瀬尾も可音のことが･･･？と変な邪推をしてしまいます
原作を読んでいないので、人形浄瑠璃が意味するところがわからずちょっとモヤモヤした気持ちが残りました
可音の嫁入りのシーンでの、可音と瀬尾が見つめあうシーンに涙がボロボロ
瀬尾の唇の動きにグッときました
個人的には、大石内蔵助役の片岡仁左衛門にしびれました
出演シーンが少ないのが残念でした。。。
しっとりと描かれた大人な映画だと思います