「ちょんまげぷりん」の続編です
現代の友也くんはすでに中学生に成長していて、今度はその友也くんが江戸時代にタイムスリップします
前作を読まれた方は、その後の安兵衛や時翔庵がどのようにして出来たのかということが気になっていたところではあると思いますが、そういった点は全てこちらの2ではっきりします
前作同様凄く楽しく、とっても読みやすかったのですが
なにかもう1つ物足りなさを感じるというか・・・
友也くんが巻き込まれてしまう事件の顛末がちょっと長いのかな?
もうちょっと安兵衛さんと友也くんのふれあいを描いて欲しかったなぁと思いました
前作が良すぎたので、期待しすぎてしまったのかなとちょっと反省
前作を読んだときに感じた、「人から必要とされることの素晴らしさ」とでもいうのか・・・?
ボキャブラ不足の私には上手い言葉が出てこないのですが、そういったものは凄く伝わってきました
人間だれしも1人では生きていないってことを、改めて気づかせてくれる作品だと思います
前作を読んだ方はぜひ読まれてみてはいかがでしょうか?
- ちょんまげぷりん 2 (小学館文庫)/荒木 源
- ¥580
- Amazon.co.jp