- 先ほどTVで坂東玉三郎さんの「牡丹亭」のスペシャル番組をやっていたので見ました
- 中国での公演の玉さまがあまりに美しくて、、、
- 見に行きたいなぁと思ってはいるものの、チケット代金たかーい
- A席で、シダの群れのS席といっしょなんだもん。。。
- また、シネマ歌舞伎でやってくれないかなぁ
先日読み終わりました
畠中恵さんの最新文庫『こころげそう』です
舞台は江戸時代 今回のお話に妖たちは出てきません(あ、幽霊は出てくるか・・・)
幼馴染の男女9人の恋物語です
登場人物のみな全てがいろいろな思いで、それぞれを思いやって、でもそれがとても複雑に絡みあってしまっているのが、とても切ないし哀しい
ミステリーなところもあるので、謎と気として読んでもとても面白いと私は思いました
切なくて、胸がキュンとなってしまう恋物語でした
主人公宇多の
「ああ、何て好きだったんだろうな」
もうこの言葉にぎゅっと胸を掴まれました
このお話に出てくる9人の切ない恋物語りが全てこの一言に集約されているといってもいいんじゃないかなぁ(違うかな?)
タイトルの「こころげそう」・・・心化粧と書くそうです 口には言わないが、内心心恋こがれること
本当にぴったりなタイトルだと思います
このお話の続編も読みたいなって思います
宇多たちのその後が気になります
時代物はちょっとと思っている方にもぜひぜひ読んでいただきたいな、と思う1冊です
- こころげそう (光文社時代小説文庫)/畠中 恵
- ¥620
- Amazon.co.jp
次は『ちょんまげぷりん』の続編、『ちょんまげぷりん2』を読みます
ちょんまげ~読み終わったら、気になっている『テンペスト』(2月に舞台化されます)を読もうかなぁ
来月に入ったら、気になって気になって仕方がなかった『のぼうの城』(映画も楽しみ)がついに文庫化されるし
『悪人』も読みたいし。。。
本屋に行くと、読みたいものばかりで本当に困ります
買いたい本全部買えない、自分の財力が一番困りもんなんですけどね~