cinemacafe.netより・・・普通の高校生だったコユキ(佐藤健)がNY帰りの天才ギタリスト南竜介(水嶋ヒロ)と出会い、才能溢れるメンバー千葉(桐谷健太)、平(向井理)とサク(中村蒼)とバンド・BECKとしての活動を始める。その中でコユキは天性の才能を開花させていき、ライブ活動を皮切りに、BECKは徐々に頭角を現し始める。しかし、ある事件をきっかけに、音楽メジャーシーンを牛耳るプロデューサーの陰謀に巻き込まれ、数々の試練にみまわれることに…。そんな状況下、飛び込んだロックフェスへの出演依頼。 しかし、それはバンド存続にかかわる条件と引き換えだった――。
完成披露試写会と28日の先行上映と2回見て、なんとなく自分の中で落ち着いて作品のこと考えられるようになったかも。。と思ったので感想を
原作をいまだに読めていないので(うちの近所にツ○ヤのレンタルコミックで1&2巻を借りてる方!返却してーい
つまでたっても読めないわよー私が・笑)、原作と比較することは出来ません
1回目よりも2回目の方がさらに面白いと思いました
1回目はちょっと斜に構えて見てしまったからかなと思います
この作品の主役は竜介ではなくコユキだと私は思いました
コユキの成長がバンド「BECK」の成長にリンクしていると感じました(最後はバンドよりもコユキの成長が1歩先
にいっているような感じもしないでもなかったかな)
タイトルバックがめっちゃめちゃ古臭くてびっくりでした
え゛ぇぇこれ~?!と声に出しちゃいそうでしたよ ある意味インパクト大なタイトルバック
完成披露試写会ではタイトルバックの衝撃から立ち直るのにちょっと時間がかかってしまいましたよw
ライブシーンはとっても丁寧に撮られていると思ったのですが、コユキや竜介に比べ他のメンバーをもうちょっと丁寧に撮っても良かったのではないかな?と思いました(きっと平役の向井さんのファンだからそう思うのかもしれませんが)
平くんのバンドの中での精神的に支えになっているというのが描ききれていないので、そういう設定があるというのがわかっていないとそうは思えないかもしれないなと(うーん、上手く表現できずスミマセン)
サクも、もうちょっとサクの人となりが描かれてもいいんじゃないかしら?と
十分サクの魅力も感じますけど、もう一押し欲しいって感じがしました
コユキの歌声の表現、凄く難しかっただろうなと思いました
でもこの作品での描かれ方が、実写では一番の表現方法だろうと生意気ですが私はそう思いました(完成披露~のときに「なんであんななの?」と話している方がいましたけどね)
一番感動しちゃって、28日には思わず泣いてしまったのは「グレイトフル・サウンド」でのライブシーン2曲目の
『Revolution』
もしかしたら3曲目が一番泣かせるのかもしれないですけど、私はこの曲の方がグッときましたね
バラバラになりかけた5人がこの曲でひとつにまとまるので私はグッときちゃいます(ってこれネタバレかな?!)
ちょっと変なところで気になったのが、「グレイトフル・サウンド」での3曲目
ドラムの音がすっごく軽くなっちゃうんですよねー
『Revolution』の時くらいのドラムの音が好きなので、ちょっと残念
ライブシーンでの演奏は全てキャストの皆さんが吹き替えなしで撮ったそうなので、ここまでの音を出せるようになった努力等々に感動できます
個人的には演奏中のBassとドラムが絡んでいるところは(って変な言い回しですが、ライブ中Bassがドラムセットにあがっていたりとかアイコンタクトっぽいことしているって意味でございます 念のためw)、めっちゃ好きです
真帆がコユキに「下ばっかり見て~」と伝えるシーン
これ、昔の自分を思い出してキュンとなっちゃったなぁ
大好きだったアマバンのギターのお兄ちゃんにおんなじこと言ったよなぁって(笑)
堤監督の音楽へのこだわりは凄く感じられるので、見るときはちょっとでも音のいい劇場で見ることをおすすめします
あと、ちょこちょこと特別出演されている方を探すのも楽しいかも
今現在バンドをやっている方やそのファンのコ、昔バンドを組んだことのある方やファンだった方にはかなりグッとくる映画ではないかと思います
そうでない方もこういう青春っていいなと思えるのではないでしょうか?
原作ファンの方は、原作汚ししていないかという不安はアル化と思いますが肩の力を抜いて見ていただきたいなと思わずにはいられないです