昨日「スニークプレビュー」で見てきた映画は「グリーン・ゾーン」という映画でした
イラク戦争の「衝撃的な真実」を主演のマット・デイモンが演じる兵士が謎の核心に迫っていくというお話

戦争の映画というので、私のテンション↓でした
すっごく偏見だと思っていますが、どーにもアメリカが描く戦争映画ってダメなんですよね
なんというか、見終わった後の胸くその悪さというか(汚い言葉ですみません)、嫌悪感でいっぱいになっちゃうんですよね(珍しくそう思わなかったのは「硫黄島からの手紙」くらい あれはやりきれない気持ちでいっぱいになったけど。。)

この映画もそこはかとなく

『イラク戦争の原因はアメリカの国防総省にあるんじゃないの?ってのを、アメリカ人が描きましたよ』
『この戦争が意味のない戦争だったじゃないの?と問題定義をアメリカ人がしましたよ』
というような香りが漂ってきて・・・
問題を定義しないよりはしたほうがいいですけど、、、
映画の最後もだからどーしたいの?どーするべきかを描かなきゃいけないんじゃないの?って思わずにはいられなかったです
主役のヒトが情報提供したイラクの人をいいように使って、最後は彼が手を汚すことになっちゃうしそれに対して「早く家に帰れ」だけって、、と軽くイラっとしました


問題提起がしているけど、やはり立場的にアメリカの方が上なんですよね、描き方が
イラクの人の本当の気持ちなんてわかってないんだなぁって、、、
ってイラついている私だって、イラク戦争のことやイラクの人のことなどニュースで知る限りのことしか知りません
それでも、ちょっと違うんじゃないのかなぁと思わずにはいられませんでした


ってなんだか偉そうなことばかりつらつら書いてしまいました
スミマセン



「グリーン・ゾーン」

http://www.cinematoday.jp/movie/T0008484

シネマトゥディより・・・ロイ・ミラー(マット・デイモン)と彼の部隊は、砂漠地帯に隠された大量破壊兵器の行方を追う極秘任務に就くが、国防総省の要人によって手掛かりを奪われてしまう。国防総省の動きを不審に思った彼は、同じ疑念を抱いていたCIA調査官ブラウン(ブレンダン・グリーソン)と共闘することに。部隊を離れ単独で調査を開始し、執ような妨害工作に苦しみながらも謎の核心に迫っていく。