かかった費用

日本に帰国してから早くも2週間。すでに新社会人として一週間を過ごした今日、今回のスペイン旅行でかかった費用を計算し終えた。

 

 

結果は、日本円で851,916円だった。

 

 

 

半年前のウルグアイ旅行ではおよそ74万円だったので、それより10万円ほど高くなってしまった。ここからは前回同様、内訳を記していく。

 

交通費 :¥ 349,010

宿泊費 :¥ 155,481

サービス:¥   52,441

食費  :¥ 119,213

観光費用:¥ 136,328

お土産代:¥   39,443

 

こちらはクレジットカードやデビットカードで実際に引き落とされた日本円の金額と、現金支払いの現地通貨をクレカのレートで計算して足し合わせたものである。

 

 

 

※参考

 

計算には、

1 EUR(ユーロ)= 167 JPY(円)

を用いた。この値はクレジットカードの「換算レート(海外キャッシング)」をもとに決定した。

 

 

続いて各項目の細かい内訳である。

 

 

 

交通費

まずは交通費。全部で349,010円かかった。内訳はこのようになっている。

 

航空券   :¥ 253,780

長距離電車 :¥   25,747

メトロ   :¥     6,958

長距離バス :¥   34,119

路線バス  :¥   11,238

Uber & Taxi :¥   15,648

その他   :¥     1,520

 

合計:    ¥ 349,010

 

各項目の詳細はこちら

  • 航空券:
    東京↔マドリードの往復。ただし往復別で予約。
  • 長距離電車:
    都市間の移動で用いたRenfeのMedia DistanciaやAVANT、バスクのEusko Trenなど。
  • メトロ:
    RenfeのCercaniasや各都市(バルセロナ、マドリード、ビルバオ)のメトロ。
  • 長距離バス:
    都市間の移動で用いたAlsaやMonbus。
  • 路線バス:
    各都市の路線バス。
  • Uber & Taxi :
    ミランダ・デ・エブロ、エルチェ、マドリード、サン・セバスティアンで使ったUberとタクシー。
  • その他:
    サラゴサのトラムとマドリードの交通カード購入費。
 

 

 

 

 

宿泊費

続いて宿泊費。全部で155,481円かかった。内訳はこのようになっている。

 

ホステル   :¥ 57,885

Airbnb(一室):\ 28,492

ホテル    :¥ 69,104

宿なし    :\         0

 

合計:    ¥ 155,481

 

各項目の詳細はこちら

  • ホステル:
    普通のホステル。14泊分。
  • Airbnb(一室):
    Airbnbで予約した1部屋貸し。7泊分
  • ホテル:
    普通のホテルと民泊(ペンション)。7泊分。
  • 宿なし:
    宿を予約せず夜行バスで明かした日。3泊分。宿単位で泊数を数えると今回の旅は28泊32日となる。
 

 

 

 

サービス

続いてサービス。必ず必要になってくるサービスや手続きにかかった料金。全部で52,441円かかった。内訳はこのようになっている。

 

海外旅行保険 :¥ 27,510

SIM     :¥   4,544

コインロッカー:¥   7,041

洗濯     :¥ 13,180

トイレ    :\      166

 

合計:     ¥ 52,441

 

各項目の詳細はこちら

  • 海外旅行保険:
    通常の海外旅行保険。
  • SIM:
    スペインで通信できるようにするための物理SIM。28日が上限なので2回購入。
  • コインロッカー:
    チェックイン前やチェックアウト後、コインロッカーや似たサービスに荷物を預けるのにかかった費用。バルセロナ、マドリード、カディス、ビルバオ。
  • 洗濯:
    Airbnbでの無料分以外にかかった宿の洗濯サービス。コインランドリーは利用していない。
  • トイレ:
    マドリードのアトーチャ駅で使用した有料トイレ。

 

 

 

食費

続いて食費。全部で119,213円かかった。内訳はこのようになっている。

 

外食代:¥ 85,612

食材費:¥ 33,601

 

合計:  ¥ 119,213

 

各項目の詳細はこちら

  • 外食代:
    朝昼晩にレストランやバルで外食した際に使った食費。朝食4回、昼食16回、夕食14回の合計金額。何軒回った場合でも各食事1回としてカウント。
  • 食材費:
    スーパーでの買い物や飲み物の購入に使った食費。1食分に満たないデザートなどは「外食代」ではなくこちらに含まれている。

 

 

 

観光費用

続いて観光費用。全部で136,328円かかった。内訳はこのようになっている。

 

サッカーのチケット代:¥ 109,318

サッカーその他   :¥     5,777

その他の入場料   :¥   21,233

 

合計:        ¥ 136,328

 

各項目の詳細はこちら

  • サッカーのチケット代:
    文字通りサッカーのチケット代。ラ・リーガ1部5試合、2部3試合、3部 (1ª Federación) 1試合、UCL1試合、下部組織の試合3試合、代表戦1試合の計14試合を観戦。下部組織の内、División de Honor Juvenilの2試合はタダ。
  • サッカーその他:
    バルセロナとアトレティコのツアー。アトレティコはレジェンド回。
  • その他のチケット代:
    サグラダ・ファミリア等の見学、入場料。
 
 

 

 

 

お土産代

続いてお土産代。全部で39,443円かかった。内訳はこのようになっている。

 

自分用   :¥   9,207

友人・家族用:¥ 30,236

 

合計:    ¥ 39,443

 

各項目の詳細はこちら

  • 自分用:
    自分用のお土産購入に使った金額。ミランデスのタオルマフラー、アトレティコの旗・タオルマフラー。
  • 友人・家族用:
    ユニフォーム、オリーブオイル等、Tortas de aceite、Nocilla、ワイン2ボトル、チョコ大量。ただし「お金を払うから買ってきて」と言われたものは含まれない。

 

 

 

換算しなかった場合

現地通貨(ユーロ)で計算した場合の結果を貼っておく。およそ5,124ユーロ

 

 

 

ただし航空券や保険は日本のサービスを利用したため、そこだけ現地通貨での値段がわからず、先ほどの換算レートでユーロに直した。

 

 

 

まとめ

前回のウルグアイ旅行のときと比較してみる。

 

 

 

 

 

交通費は大部分を占める飛行機代がほぼ同じだったので似た金額となった。今回の旅では事前に往復セットで買っておけばもう少し抑えられたと思う。

 

宿泊費と観光費用がそれぞれ1.5倍と2倍ほどになっている。ウルグアイではモンテビデオに拠点を構えたのに対し、今回は様々な都市を転々としたので宿泊費がかさむのは仕方がない。それにサッカーのチケット代や観光地の入場料もスペインの方が圧倒的に高いのでどうしようもない。

 

サービスの差は洗濯とコインロッカーの利用差がそのまま出ている。食費は今回の方が外食回数が増えてしまったことや飲み歩いたことが金額の差に表れた。

 

反対にお土産代は3分の1以下に収まった。ウルグアイにはなかなか行けないであろうことと、ネットですら買えないものが多かったことからこのようになった。アトレティコのユニフォームやグッズは事前にネットで買い、持っていたのに対し、ウルグアイ関連商品は基本的に現地でしか買えなかったため「迷ったら買っておくか」という気になった。

 

 

 

 

 

今回はこれで終わり。前回のウルグアイと違い、スペインに行く人は多いと思うので良かったら参考にしてみてください。

 

質問等はいつでも受け付けています。

 

 

 

3月25日。スペインではギリギリ24日だったが香港に到着し、ついに日本へ帰国する。

 

 

 

香港国際空港

香港に初上陸。といっても滞在時間はトランジットの2時間弱のみ。少し中華系の料理でもいただこうかとも考えたが、そこまでお腹が空いていないのと時間もあまりない。

 

ただ空港内で次の飛行機を待っただけになってしまった。

 

 

 

 

いよいよ日本へ帰国

香港時間8時半過ぎ、ついに日本へ帰国する飛行機へと搭乗する時間となってしまった。旅が終わる寂しい気持ちはもちろんあるが、夏に続いて1ヶ月も旅をすることができたのでそこまで大きくはない。

 

1番は4月から社会人として働かなければならないという現実だ。25日に帰国してちょうど1週間猶予はあるものの、卒業式に入社準備に色々とやらなければならないことがある。旅からの落差でどうにかなってしまいそうだ。

 

まあそんなこと考えても仕方がないので、最後の学生生活を楽しみ、社会人になってからも海外旅行に行けるようにやりくりしていければなと考えるようにした。

 

 

さてお気持ちはどうでもよく、機内食はこんな感じ。

 

 

 

やはり搭乗してから1時間半後くらいの10時半前に提供された。オイコスの連続じゃなくてよかった。

 

食後はコナンの映画『黒鉄の魚影』を観た。コナンって普段は追ってなくても映画はなんか見ちゃうよな。まあこの映画は見てなかったんだけどね。

 

 

 

さて映画を見終わると12時半前。日本到着まで1時間をきっていた。このあと夕方からは普通に予定を入れてしまっているハードスケジュールなので寝て体力を温存しよう。

 

 

 

香港時間の13時前、日本時間の14時前に気がついたら着陸直前になっていた。起きて数十秒後、ひとまず日本に無事帰国することができた。

 

 

 

月曜の昼間で旅客機も殺到してなかったのか、一度も止まることなく入国に成功した。ただし預け荷物がなかなか出てこなく、そこで20分ほどの時間をロスしてしまった。

 

 

この20分のロスはかなりデカく、家に一度帰ってから用事のために外出するまでわずか30分の時間しか使えなくなってしまったのである。電車で帰宅途中、軽い正装で来るようにとの指示があり、シャワーを浴びて髪を乾かして爪を切って着替えて走ってなんとか次の予定に間に合わせる。

 

本当にギリギリ。

 

 

間に合っているからいいものの、飛行機が遅延したり欠航したりしたらどうしてたものか。社会人になってからはこんなスケジュールやめるのかな。やめない気がするな。

 

 

 

 

 

これがこの旅の最後のブログになりますが、次回にはかかった金額をまとめ、需要があればマハダオンダでの出待ちについても書こうかと思います。

 

ウルグアイのブログでは結局追加で書こうと思っていた記事は書かなかったけどどうなるか。

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

 

 

 

 

今回かかったお金

電車:¥ 1,110

 

 

3月24日。今日はとうとう日本に帰る。観光などはなにもできない。

 

 

 

夜行バスでマドリードへ

さて日付が変わって24日。深夜1時にビルバオを後にする。

 

 

 

バタバタしていたのでとりあえずバスに乗り込むことができただけで一安心した。

 

 

 

途中3時半くらいに休憩所に寄ったので、ここで歯を磨いて水を購入する。シャワーも浴びられれば最高なのだがそれは望みすぎ。15分の休憩後再びバスは出発した。

 

 

 

 

バスの中では当然睡眠。「なんかナシオナルの会長からビデオメッセージが来てたけどまあいっかーー」 

 

 

 

……え?

 

 

友人が所属するカタルーニャのナシオナルグループがなにやら僕の存在をクラブに伝えてくれたみたいで大変なことになった。「日本に帰国してからやりとりしよう」と仲介役にメッセージを送ったがどうするんだこれ……。

 

 

 

寝ているとすぐに空港へ到着した。予定通り朝5時半。

 

 

 

 

飛行機の離陸は11時半ごろなので4時間は何も考えずに空港で過ごす必要がある(2時間前からは荷物を預けたり審査したりで色々やるべきことがある)。

 

 

過ごし方は……

 

寝る!

 

 

空港のベンチで寝ている人を見るたびに、これは大丈夫なのかと思ってきたがついに自分がそちら側になってしまった。しかしベンチを何人分も占領して完全に横になっての睡眠ではない。1人分のスペースに座って眠ってしまった。

 

 

 

目覚ましはかけていたがそれより前に起きたので、8時半ごろからタックス・リファンドの手続きや荷物預けやらをし始める。

 

そしてばら撒き用のお土産を買っていなかったので急いで免税店で購入した。無難にチョコだよね。

 

 

 

ターミナル4Sというところから搭乗するのだが、なにやら電車で移動しなければならないみたい。それなりに長い時間乗って目的のターミナルに到着した。

 

 

 

あまり時間はないが、お腹が空いてきたのでハモン・イベリコのボカディージョをいただく。

 

 

 

最後にスペインらしいものを。これで本当にお別れだ。  アディオス、エスパーニャ。

 

 

 

まずは香港へ

帰りは時間の都合上、キャセイパシフィックのフライトとなった。往復別、出発の1ヶ月前をきっての購入とあってかなり高くなってしまったが仕方がない。ウルグアイ代表の試合日程がなかなか決まらなかったのが悪い()

 

機内に乗り込むと座席には水一本と掛け布団等が置かれていた。席に着くと気づいたのがこの設計。

 

 

 

テーブルを2つ同時に出せるだけでなく、紙コップをフィットさせられる穴や、スマホやタブレットを固定できる溝があるのがとても素晴らしい。下のポケットをいじると椅子が薄いのか背中をゴソゴソされている感じになるのが一つの欠点といったところか。

 

 

少しするとこのように機内食のメニューが配布された。

 

 

 

離陸から1時間半ごろ経った13時ごろから最初の機内食が提供され始めた。僕は2番目のチキンにした。

 

 

 

左上がクスクスのサラダだ。鶏肉とパスタは美味しいね。アイスも程よく溶けてよろしい。キャセイパシフィックいいやん!行きのエティハドと違ってちゃんとウェットティッシュもあるしね(笑)

 

食後はなんだかんだ疲れていたのか、18時ごろまで寝ては起きてを繰り返した。香港時間だと25時になるのか?それからはビデオをダウンロードしたiPadを棚の上に置いてしまい、取るのも面倒なのでブログを書いたりした。

 

 

 

そして19時ごろ。到着まで4時間ほどといったところだが、お腹が空いてきた。メニューには好きな時にカップヌードルやフルーツを食べられると書いてあったので、カップヌードルを注文した。前の席の人も僕が注文したのを聞いて頼んでいた。やっぱりお腹空くよね。

 

 

 

鶏肉のカップヌードルと緑茶。スペインにいるとノンアルコールは水か甘いジュースでお茶が飲めない。いや紅茶もお茶なんだけどさ……。久しぶりにお茶にありつけた。うめぇ。

 

 

 

そしてまた食後には寝てしまう。

 

 

22時過ぎ、香港時間で5時過ぎに2回目の機内食の時間になった。本当はオムレツが良かったのだが、中華鶏粥しか残っていないと言われたのでそちらをいただく。

 

 

 

味が少し薄めだった。にしてもオイコスも出てきて朝からハイカロリーだ。カップヌードルを食べた奴が言うことでもないけどな。

 

 

 

食後にはフライト時間が1時間をきっていた。なんだか12時間越えのフライトなのに、ほぼほぼ寝ていたおかげであっという間だった。いつもはまだかまだかと思うことが多いが、睡魔ギリギリの状態で乗る方がやはりいいのかね。

 

 

 

飛行機は予定より30分ほど早く、23時35分、現地時間6時35分ごろに香港国際空港に着陸した。

 

 

 

 

スペイン時間だとちょうど日付が変わる頃。次が今回の旅最後のブログになるだろう。

 

 

 

 

 

今回かかったお金

夜行バス:€ 28.87 (→ ¥ 4,807)

水:€ 1.75 (→ ¥ 292)

お土産:€ 29.70 (→ ¥ 4,996)

昼食:€ 19.10 (→ ¥ 3,218)

飛行機:€  (→ ¥ 174,180)

 

 

3月23日。今日はバスク代表とウルグアイ代表の試合を見てそのまま空港へと向かう。旅のクライマックスだ。

 

 

 

ビルバオへ

朝9時半前、ホテルを出てルガリツの駅へと向かう。バスが完売だったのでエルムアからサン・セバスティアンに来た時のように、バスク鉄道を使ってビルバオへと向かう。

 

 

 

2時間半の長旅だ。

 

 

 

途中コリカを走ったエルムアに戻り、

 

 

 

こちらはリーガ界隈の皆も知っているであろうアモレビエタなども通って、

 

 

 

12時20分ごろビルバオに到着した。

 

 

 

 

まずはスーツケースなどの荷物をバスターミナルのコインロッカーに預ける。ビルバオのメトロに乗って向かうのだが、降りる駅はサン・マメス駅。バスターミナルとスタジアムが目の前にあるとても素晴らしい設計だ。

 

 

 

 

 

なぜコインロッカーに預けるかというと、今日は試合後の深夜25時に深夜バスでビルバオからマドリードに向かわなければならないハードすぎるプランだからだ。25日の夜に日本で予定があるため、それに間に合う飛行機を探したところこうなった。頑張ろう。

 

 

 

試合前は飲んで食って

試合は20時キックオフなので13時に荷物を預けてもまだまだ時間がある。13時半ごろから友人らとバルを巡り、飲んでは食ってを繰り返した。

 

 

 

おすすめのお店を巡ってくれたので、どれもとても美味しく酒が進む。最初は曇っていたが16時ごろからだろうか、晴れてきたので暑くなりそれがまたペースを上げる。

 

 

5, 6件ほど周った後は昨日誘ってもらった、ナシオナルファンによる集いに参加する。17時集合なのだがすでに17時過ぎ。まだいるかなぁ。

 

急いでメトロで向かうも集合場所にはやはりおらず、声の聞こえる方へ向かってみると発見。昨日ホテルであった友人3人と再会した。 

 

 

 

日本人なんていないので、写真を一緒に撮られてはビデオに「『ナシオナル最高!』と言え」と言われたり、あれこれあれこれ。さらに「飲め飲め」と持っている酒をグラスごと渡されたり、中身を空けるとそこに次から次へと注がれたり、すごい歓迎される。これではさすがにアルコールが回ってしまう。

 

 

ウルグアイ人だけではなく、バスクの方々もどんどんスタジアムに向かっていくのでなかなかカオスな感じになっている。

 

 

 

 

バスク代表 vs ウルグアイ代表

さてさてアルコールがたっぷり入った状態でスタジアムへ。今までで1番やばいかもしれない。

 

コパ準決勝のチケットを入手できなかった時は、まさかこの旅でサン・マメスで観戦するとは思ってもいなかった。

 

 

 

 

 

スタジアムへはどうやらキャップを外してもペットボトルを持ち込めないようだった。「チェイサーの水がーーー」あっけなく没収された。膀胱がやばいのでトイレに行き、先ほど知り合ったばかりのウルグアイ人、ペルー人、コロンビア人、バスク人のアミーゴらと別れた。

 

 

酒もそうだが、携帯を触っている余裕などなく、この日は全くツイートできず。今回はこちらの席からの観戦となった。

 

 

 

隣のおじさんがものすごい熱狂的に "Soy Celeste" や国歌を歌うものだがら、それに釣られて僕も楽しくなって歌う。

 

 

 

試合が始まって10分も経たないくらいに、隣のおじさんがトイレに行くとのことなので僕も一緒に行く。やばい。これは酒がかなりきている。

 

 

用を足した後、席に戻って前半を観る。試合内容は6割ちょいくらい覚えている。なんとか耐えている。ハーフタイムには当然またトイレに向かう。ふぅ〜〜。これでまた回復して試合を見られるな。

 

 

 

と思ったのは遠い記憶。後半は本当に酷い話なのだが、気づいたら試合が終わっていた……。

 

いやこんなの初めてで僕も動揺している。後半開始直後にベシーノが同点ゴールを決めたのは流石にこの目で見たが、その後の記憶が全くない。ウォーミングアップのスペースが目の前だったので、ベンタンクールらが呼ばれて行ったのは覚えているがそれくらい。酷い話だぜ。

 

 

 

 

クラブに最後の晩餐

試合後はウルグアイ人、ペルー人らの友人と再合流。どこへ向かうのかと思ったらなんとクラブ。

 

 

 

 

やばい、うるさすぎる。耳を近づけて話しても本当に聞こえない。入って少しして「今は音楽がイケてない」とバスク人が言うので、すぐに後にして晩飯を食べることになった。

 

 

 

スペイン最後の晩餐。何かな…。

 

 

 

 

はい、バーガーキングです!

 

 

「うーん、なんだそれ」という声も聞こえてきそうだが、バーガーキングがどうとか言っている場合ではない。注文してバーガーを受け取ったのが23時20分。ロッカーに預けている荷物は23時半までに回収しなければならないのでとにかく時間がないのだ。

 

友人に荷物を預けてとにかく走る、走る。話を盛っているのではなく、本当にギリギリの23時29分に荷物を無事回収できた。

 

 

バーガーを持ってきてくれた友人と再会し、バスターミナルの外でスペイン最後の食事を噛み締める。それが先ほどの写真だ。あーバーキンうめえなぁー。

 

 

 

なんでこんなに慌てることになったのかというと、1時にバスが出るといってもまさか深夜1時ではなく、翌日の13時のことだと伝わっていたからだ。しっかり "medio noche" と言わなければならなかったと反省。

 

なるほど。明日の昼ならバーキンを食べた後にもう一度クラブに戻るというプランを想定していたであろうことに納得がいく。

 

これは申し訳なかった。

 

 

食後は友人宅に置いておいた小さい荷物を回収し、再びバスターミナルへ。あぁ、今日は本当に怒涛の1日だった。クライマックスを飾るのに相応しいくらいに充実していた。本当にもう1ヶ月のスペイン旅行は終わりなんだな……。

 

 

 

 

 

今回かかったお金

タクシー:€ 10.00 (→ ¥ 1,699)

電車(ビルバオへ):€ 6.50 (→ ¥ 1,105)

電車:€ 1.70 (→ ¥ 289)

コインロッカー:€ 5.44 (→ ¥ 924)

昼食:€ 40.00 (→ ¥ 6,680)

電車:¥ 1.70 (→ ¥ 289)

チケット:€ 31.50 (→ ¥ 5,261)

 

 

3月22日。バスク代表とウルグアイ代表の試合前日。やり残したことがないようにしたいが、今更特別なことはできないので普通に過ごそう。普通がよくわからんが。

 

 

 

午前中はフリーに

まずは昨日知り合ったウルグアイ人家族の父(父だけスペイン人)が誘ってくれたのでカフェに行く。昨日のお話や今日の午後また会うことを約束して一杯奢ってもらった。

 

 

 

近くで働いていると言うのだが、こちらの人は簡単に仕事を抜けられるのだろうか。これまでも仕事中の人と何人も会ってきたが、日本では通常考えられないよな。その後は少し散歩をして仕事に戻って行った。

 

 

自分はそのまま散歩継続してアノエタに来た。1ヶ月前は夜のアノエタだったので朝のアノエタは初めてだ。

 

 

 

 

カフェ・コン・レチェしか飲んでないのでお腹が空いてきた。帰り道の途中にあるバルで朝食を食べる。

 

 

 

 

またカフェ・コン・レチェ。ノンアルだと水かカフェ・コン・レチェしか頼まない人になっている。

 

 

近くの広場では子どもたちのコリカをやっていた。ドノスティアを本物の集団が通るのは明日の夜だが、学校ごとにこういったコリカをやっているそうだ。

 

 

 

帰り道ではエコパに行った際にも見たような、斜めのエレベーターをここでも見つけた。

 

 

 

一度ホテルに戻り荷物を整理した後は、午前は代表もフリーみたいなのでお散歩に。相変わらず微妙な天気の海岸。

 

 

 

旧市街の方も今は映えない。

 

 

 

お昼も近づきお腹が空いてきたので、前回サン・セバスティアンに来た時には開店前で食べられなかったチーズケーキを食べる。

 

 

 

 

うまいがなかなか量がある。これで一人前みたいだ。他にも少しつまもうと思っていたがこれでお腹いっぱいになってしまった。

 

 

 

明日は試合日だしあまり自由に動けない可能性もあるので、今のうちに追加のお土産を買っておきたい。やはりここらに来たらチャコリかね。ワイン屋さんに寄り、2本購入した。

 

 

 

 

 

ウルグアイ人が集結

今日は試合の前日。しかも金曜の夕方。ホテル前には大勢のウルグアイ人が集まってきた。

 

 

 

それでもやはりバルベルデ、アラウホや数人の有名選手以外はスルーしていく。僕はナシオナル側なのだが、それ以前にウルグアイ代表を応援していることもあり、基本的に全員の選手と写真を撮ってきた。しかしナシオナルファンと仲良くなって一緒に出待ちしていたので、ペニャロール側の選手はスルーせざるを得ない。仲良くなって明日の集まりなどにも呼んでくれるみたいだが、これは少し痛かった。

 

 

選手が全員到着したので荷物を置いて友人らとバル巡りに行こうとホテル内に入ると、これは少しカオスだ。

 

 

 

アラウホみんなに囲われちゃっているよ。このホテルに宿泊していない人までなだれ込んじゃって。

 

それでもアラウホは丁寧に対応していた。

 

 

 

バル巡り

スパインで夜を過ごすのはあと2日。バルを満喫しよう。友人らと4件ほどをハシゴした。こちらは昨日もたまたま入った店。

 

 

 

 

そしてまた別の、昨日も行ったお店に。本当にたまたま。

 

 

 

このお店で他のお客さんにおすすめしてもらったお店はめちゃくちゃ混んでいる。

 

 

 

 

最後にエンパナーダの専門店に。

 

 

 

ウルグアイを思い出すドゥルセ・デ・レチェにほうれん草のエンパナーダをいただいた。

 

 

 

ドゥルセ・デ・レチェはたっぷり入っており、ねとねと甘過ぎた。

 

 

 

ホテルまで30分ほど歩いて帰りシャワーを浴びた後は、最後のホテル泊を噛み締めた。なぜなら明日は宿には泊まらず、そのままマドリードに直行しなければならない。あーーまじで終わってしまう。

 

 

 

 

 

今回かかったお金

朝食:€ 4.20 (→ ¥ 701)

昼食:€ 8.70 (→ ¥ 1,483)

お土産:€ 26.20 (→ ¥ 4,466)

バス:€ 1.85 (→ ¥ 315)

夕食:€ 17.00?? (→ ¥ 2,839)