金曜夜、大学からの友人はるみとちーちゃんと駅近の居酒屋へ。
話題は、仕事、恋愛、人のこと。
よく飲んでよく食べてよく話した。
二軒目は居酒屋というより、全員歌いたい気分だったのでそのままカラオケへ。
2時間ほど歌い、終電でちーちゃんが帰宅。
残ったはるみと2人でオールをしようと思ったけど、1時を過ぎたあたりから私は眠くて眠くて仕方なかった。30分だけ寝た。
私の家は近いので、急遽はるみが泊まりに来ることになり、カラオケを出てタクシーを拾うことに。
AM2:00...
タクシーを探していると2人の男性に声をかけられた。
華金だし、明日は朝からの用事はないし
「まぁいっか」とはるみも私も思ってた。
あーやこーや言われて少し警戒しながら付いて行ったら1人が泊まってるビジネスホテルに入ってしまった。あれれれ。
30分くらい普通に4人で話し、そのうち2:2で話し、1人がはるみとコンビニに行くと言って出て行った。はるみは私に対して大丈夫?って顔をしてたけど、2人は良い感じだったので、私は気を使って残された男と部屋に留まることにした。正直、でていった男の方がタイプだったけど、はるみと良い感じなのであれば、邪魔はしたくない…身を引くことにした。
それよりも、問題がある。
こんな密閉空間で男と2人きり。
それもタイプじゃない方。なんなら話もどこか上から目線で、経験豊富なんだぜ感がひしひしと伝わってくる方。
はるみは鞄を置いていってる。
ここを出るわけにはいかないし…
私は、この男に指一本触れさせないことを決意し
はるみ達が部屋に戻ってくるまで、猫背になって話したり、微妙にしゃくれてみたり、無意味に顔を触り化粧崩れを促進したりして、なんとかそういう雰囲気にならないようにした。
でもやっぱり、20分ほど話してたらなんか距離が近くなってた。
「甘えてみてよ」
きた。
どうしようか。
「いや、今そういう気分じゃないんで」
「いやいや大丈夫だから」
何が大丈夫なんだよってツッコミを心の中でしながら、力強くハグまでされた。
指一本触れさせない目標は絶たれてしまった。
あ〜〜〜もう、と思っていたその時
「コンコン」
2人が帰ってきた。やったね。勝ち。
男が離れて扉を開けに行く。
「ただいまー!あ、部屋でいい感じなってるところ邪魔しちゃったらと思ってたけど、大丈夫そうだった笑」
と外に出ていた男が言った。
いやめっちゃ良いタイミングだったわ。もう感謝しかないよあんたには。はるみを幸せにしてやってくれ。
めちゃくちゃ感謝しながら、
私が帰る準備をちゃっかり始めたので
はるみも自然と一緒に帰ることになってしまった。
2人でホテルを出ると、私ははるみが戻ってくるまでの出来事を話した。
すると、はるみから衝撃の告白が。
「えーいいなー!ケイコが話してた男の方がタイプだったから私だったら喜んじゃってた」
えええええええええ
まじかよ。どうやらお互いが気を使って、タイプじゃない方の男と話してたようだ。そしてお互いの邪魔をしないように、仕方なくタイプじゃない男と一緒にいたようだ。
なんとも悲しい事実。
連携がうまく取れなかったのが今回の敗因だねと反省1割、再発防止策を1割、男の悪口8割をネタに無事帰路についた。