最近忙しかったり個人的なゴタゴタがあって更新できてなかったのですが、また更新していきたいと思います。
さて、以前このブログでも取り上げていた渋谷区の同性パートナーシップ条例が無事可決され、ワイドショーなどでも取り上げられていますが、今回はその取り上げ方についてです。
ある新聞がこの条例のことを「"同性婚"条例」と呼び、「まだ法的拘束力のない条例にすぎないにもかかわらず"同性婚"とは明らかに誤解を与える見出しだ」と批判されていました。
確かにこれを同性婚と呼ぶのは明らかに行きすぎで訂正されるべきでしょう。
しかし、これらの報道の結果非当事者の方々が「渋谷では同性婚が認められたのだ」と理解してしまうのは必ずしもマイナス面だけではないだろうなあと思います。
今まで日本では性的マイノリティに対する議論はほとんど行われてきませんでした。そんな中でこのようなセンセーショナルな《"同性婚"条例》のニュースが国民的議論を加速させる、そういった効果はあるように思います。
世界的な潮流にも乗り、同性間のパートナーシップを認める方向に動き出した日本ですが、こういった形で議論が却って加速していくのもアリかもなあ、と思っているのでした。