本音とたてまえ | カブとサリー

カブとサリー

美容室の看板犬カブとサリーの仕事ぶりと
ちょくちょく遊びに来る野良ニャンのことなど
日常のことを書いてます。












6年前から練馬区の地域猫登録ボランティアとして活動している



練馬区は23区の中でも地域猫活動に積極的な方だと思う

区全体でも野良猫の頭数は明らかに減ってきている



この活動の基本的考えは猫と人間の共生とか、より良い町作りの為の野良猫対策とか…

区の税金から助成金を捻出してるので
ボランティアはこの考えに基づいて活動しなければならないが……………

私の中ではこれは建前

実のところ

これ以上可哀想な猫を見たくないからだ



10年前越してきた頃は野良猫がうじゃうじゃいた

うじゃうじゃいたから死んでいく猫もいっぱいいた

車に轢かれた猫
病気で行き倒れた猫
肛門から腸が飛び出て瀕死の仔猫
産まれたばかりで育たなかった乳飲み子

沢山見てきて
後始末もしてきた


もう見たくないよね




元をたどれば猫は人間によって殖やされたのだ

江戸時代から明治にかけてネズミによるペストが大流行した時
猫がネズミを退治してくれるということで
わざわざ海外から輸入までして国が推奨して殖やしていった

時代と共にネズミも減って薬も開発されたので猫は不要になり野に放たれた

その子孫が今の野良猫達

それにわをかけるように飼い猫を避妊去勢をせずに平気で捨てちゃうアホな人間もいる

猫は一回交尾すると百発百中で妊娠する

妊娠期間は約一ヶ月半

年に4回は妊娠可能

そりゃ増えるよね


そうなると今度は糞尿、鳴き声の被害で忌み嫌われる

そしてボランティアによる避妊去勢の頭数制限

人間てつくづく勝手な生き物だと思う



でもそんな事言ってらんないのも現実で
猫が嫌いな訳じゃないけど
やっぱり糞尿で庭を荒らされるのは耐えられない…って人もいっぱいいる



今  “ねりまねこ”さん“ねこけん”さん
“ちよだニャンとなる会”“ねこだすけ”さん
など都内に留まらず全国的に活動して頑張っている団体さんがいる


いつか必ずこの悲しい現状がなくなることを信じて
細々とこの活動を続けていこうと思う



これから繁殖のハイシーズンなんであんぐりうさぎ







ふざけたブログしか書けないと思ったでしょてへぺろうさぎ



だてに年食ってるわけではないのだ真顔