久しぶりの名言集
プライドなんて1円にもなりませんよ
です。
これは、旭川で働いていた時の上司の言葉。
ちなみに私は当時、プライドを大事にしており、プライドを捨てた人間なんて廃人だろうとも思ってました。
今はこの言葉で視野が広がり、少しは柔軟になったかも。
それでは、この言葉が出たエピソードをお話しします。
本当に大した話ではないので、期待はしないでください。笑笑
当時その上司は、ひとことで言うと常識外や破天荒という言葉が似合う人でした。
見た目は、あの株主優待の桐谷さんにそっくりです。
上司は単身赴任で自転車を活用しており、自転車に乗って爆速した姿を見ると、込み上げる笑いを堪えるのに必死でした。
モロ桐谷さんじゃんと!
悲しい事があったら、この姿を思い出そう!
その上司と私は常にペアで行動しており、お昼に私とその上司で定食屋さんに行きました。
そこで、上司は生姜焼き定食を食べました。
食べている途中に上司が首を傾げはじめ、何やらメニューを見出しました。
何を見ているのかメニューを見ていると、ライスのページでした。
そして、上司の食べている定食を見ると肉が多く残り、明らかにご飯とおかずが釣り合わない感じでした。
なので私はライスを注文するんだなと思っていたのですが、さらに5秒くらい頭を傾げて、店主にご飯の器を持ってこう言いました!
大将、50円分おかわり
と、私は
えっ
て思いました。
なんだそんな中途半端な頼み方はと。
大将も何だこの人は的な顔をしてましたが、上司はさらに
大将、50円分おかわり
と器を突き出して言いました。
よくメニューをみたら、ライス大盛りが50円プラスであり、上司は新たに普通ライスを頼むのではなく、途中から大盛りに切り替えるという荒技に出たのです。
そして、無言の大将にさらにご飯の器を持って3度目の
大将、50円分おかわり
と桐谷さん似の上司。
大将が根負けして、それなら最初から
大盛りにしてよ
と言いました。
私も確かにそうだよなと思ったし、隣にいて恥ずかしくもなりました。
そして、私は上司に
恥ずかしいじゃないですか、ここはおかわりって制度ないですよ
と言いました。
すると、この時上司はクックックっと勝ち誇ったかのように笑い
「プライドなんて1円にもなりゃしませんよ」
と言い、満足そうに残りの生姜焼きを食べたのです。
何がいいたいのかと言うとプライドを捨てるだけで、新たにライス200円を50円に抑える事が出来たと言う事です。
この上司がケチという訳ではありません。
むしろ、凄い人だと思いました。
出張で美味しい物を見つけると、みんなにも食べさせてやろうと部下たちにお土産を買い、さらには掃除のおばちゃん達の分まで買う人なのです。
いつも綺麗にしてくれるからと。
人が気づかないところにも目配り気配り出来る人です。
掃除のおばちゃんも気をよくしたのか私達が使うトイレだけ、良いトイレットペーパーになったり、芳香剤がついたのは言うまでもありません。
そんな人が言った言葉だったので、時にはプライドは邪魔になるんだなと思うようになりました。
すると、なんだか肩の似が楽になった感じがして、視野も広くなった感じがしました。
上司はよく、子供が小学校の時使っていたボロボロになったベンチコートを着て、犬を散歩させてたら、汚ったない格好の男に話かけられて、
「あっちで食べれるよ」
と言われたから、行ってみたら
「炊き出し」
でしたよ。
ホームレスにホームレスと間違えられましたよ。
を鉄板ネタとして話しクックックと笑う上司が懐かしくなりました。