私は基本的に在庫販売をしているんですが、iPhone5関連商品をヤフオクで販売していたところ、XPERIAユーザーから「同様の商品を作ってほしい」とオーダーが来ました。
私はアリババの提携先にチャットで連絡して、XPERIAは対応できるのかを確認して、「対応できる」という返事をもらったので、お客様にも「対応可能です。ご落札ください」と返事しました。
無事に落札されて、私から提携先に発注し、支払も完了してから数日後、提携先から連絡が。「その型番はありませんでした。すいません。。」
ヽ(`Д´)ノ。。。。「絶句。。」
まぁしょうがない。中国人はよくノリでOKと言うし。
早速、自分でアリババの他の業者さん(深セン)を探して、提携業者に紹介しました(この商品は提携業者の加工が必要なので)。次の日に提携業者から「その業者さんは1個でも売ってくるらしい。これで大丈夫です」と返答が来て一件落着。のはずでした。
だがこれでも終わらないのが中国です!
3日後に提携業者から「先方にお金を払ったが、商品が送られてこない。担当者に連絡がつかない」との連絡が。どうやら先方は「工場が引っ越し中だ。とか、見当たらない」とかの言い訳をし続けているようだ。
あぁ。。騙されたのか。。中国ではよくあることだ(笑)
別に自分で使う商品なら遅れてもいいんだが、お客様への納期があるのに。信用第一なので、不誠実なことだけはしたくないという思いは強いです。
ということで、早速お客様に納期が遅れる旨を連絡し、なんとか了承していただきました。そして再度、卸してくれる業者をアリババで探すことに。2時間くらい探してやっと見つけた業者にチャットして、1個でも卸してくれることを確認。翌日、提携業者から先方に再度振込をしてもらった。
万が一、これが前回と同様に騙されていた場合、お客様への納期は完全にアウト。儲けも逃すし、評価も悪いがつくかも。そして、私を信じて落札してくれて、商品の到着を心待ちにしているお客様ががっかりしてしまう。お客様自身が使うものかもしれないし、お客様の大切な家族や友人への贈り物かもしれません。
かなり焦りました。寝不足にもなりました。近所の神社でお祈りまでしました(これはウソです(笑)
今日、提携業者に確認したら、「商品受け取りました。今日、加工して明日には発送します」と、やっと待っていた言葉がきました。
なんとかギリギリでお客様の納期に間に合いそうです。
今回の教訓は、事前に提携業者に正確な型番を確認しておかなかったことです。
最低限、提携業者のところに在庫があれば、加工して日本に送るだけなので、2週間もあればお客様の手元に届きます。
入念な確認をせずに「できます」というのは怖いですね。この取引では一応、利益は2,000円ほど出ますが、4時間は対応していたので、時給換算すれば500円です。完全なミスですね(笑)
やっぱり在庫商売のほうが精神的に楽ですね^^