朝を奪われた公園 -2ページ目

朝を奪われた公園

文章下手か。

うちにいるウサギはメグという名前です。

チョコレート色のダッチ。

誰よりも最高に美人でツンデレでわがままな女の子。

私が望むときは拒むけれど、たまに膝に乗ってくれるのが最高に嬉しい瞬間。

 

3月8日、月に還りました。

家に帰ったら横になって寝ていて私が帰ってきても起きませんでした。

普段警戒心が強くて熟睡はしなく違和感があったので

何度も呼びかけてゆすってみたけど起きませんでした。

 

ショックでしばらく呆然とした後、怖くなりました。

恐怖と申し訳なさで触れない自分に失望しました。

ただただ泣きながら手を合わせて謝りました。

彼女の生活音のしない家がやけに静かで

その夜は全然眠れませんでした。

 

すぐに火葬業者にお願いして引き取ってもらったのですが、

あまりにも手続きが流れるように過ぎてしまって

十分に噛み締めることができていないんじゃないかと不安です。

こんな後ろめたさを持っているということは事実なんでしょうね。

 

私はきちんと愛することが出来ていたでしょうか。

愛情を人に向けることがほとんどなくなってしまって

「私には愛情がないから」なんて冗談で言っていたけれど

こんな時には激しく後悔するものですね。

私のところじゃなければもっと楽しかったかもしれないとか

環境が良かったかもしれないとか

もっと長生きできたかもしれないとか

考え出したら止まらなくて、

もうペット飼えないと思いました。

 

 

私は常々忘れてしまうことが一番怖いと思っています。

メグのこともどんどん忘れていくのかとぼんやり思っただけで

怖くて今は写真も見ることができません。

でも私は耐えられないときに誰かを頼って癒されることができます。

早速そうしてしまいました。自分に甘いですね。

 

忘れたくない。

ずっと永遠に何一つこぼさず抱えて生きたい。

メグのことは自分の片割れのように思っていたし

大好きでした。

夏が巡る頃、夏を巡らせる、夏の恵み、

嫌いな耐え難い季節を乗り越えさせてくれる存在

 

メグのための齧り対策グッズも

年中無休のエアコンもあの空間も全部必要なくなってしまいました。

捨てることは存在も消す作業のようで

まだできていません。でも片付けなきゃ。

 

 

またね。

また思い出すね。