11月に入り予定通り入院しました。

入院前日までやはり歩くと症状が悪化しており

歩くのが辛かったです。特に駅の階段がしんどくて

苦しく休みながら階段を上がりました。

 

オペ予定日の一週間前に入院。

心臓をベストコンディションにし、万全の状態で

オペしたいとう木内先生のお言葉でしたので、

そのスケジュールですべてお任せしました。

 

入院して、内服薬、利尿剤の点滴、採血、レントゲン

血圧脈拍検査をしました。

 

何気なく、ゆっくりと心臓に負担をかけない日々を

過ごしていました。

こんなに仕事を休むのは初めてなのでいい休養かなと

思います。

 

オペの3日前には、冠動脈カテーテル検査をしました。

 

この日は、7件の冠動脈カテーテル検査があり混んでいました。

 

昼過ぎには、槙田先生から検査の説明をして頂き

同意書にサインし、大体の時間を告げられ順番を

病室で待っていました。

 

17時、私の順番がようやくきました看護師さんに付添われ検査室までいきました。丁度、前の方が検査終わってお話する時間があり、この方も不安だったけど痛くないので、びっくりしました!!と

教えて頂き勇気をもらいました。

 

いよいよ入室です。

手首からカテーテルを行う負担の少ない検査で、

局所麻酔がチクッとしたぐらいで何ら痛みはありません。

 

何より、槙田先生とチームの連携が完璧です。

槙田先生のカテーテルさばきは神業ではないでしょうか。

2方向から同時に撮影できる最新の機器を使用していますので、造影剤の使用量を半分に減らして検査を行うことが可能との事です。

心臓につながる3本の冠動脈を10分もかからず検査が終わりました。

患者に負担がないの1番ですが、すごすぎてびっくりしました。

 

槙田先生から、狭心症もなく血管も綺麗ですから安心してくださいとお話しを頂きました。

 

車いすにのり看護師さんに病室まで送り届けて頂きました。

TVの時間を見ると17時20分でその速さに驚きです。

1時間ベッドで横になり安静にしなくてはいけないので

TVを見ながらのんびりしておりました。

 

通常大学病院等では上級医師が付添い研修医の練習台に

なってしまったり、足のつけ根から検査をするので45分~1時間検査にかかり痛みなどもありますし、手首よりも少しリスクが

高まります。足のつけ根からの検査であれば3時間は安静にしなくてはいけません。

医師を育てる上では当たり前のことかと思いますが

患者への負担が倍増しますので、もし検査をお受けになる様な

ことがあれば、よく調べてご自身が納得のいく病院で検査することをおすすめします。

 

 

止血帯を朝まで巻きようやく翌朝外せましたが、手がむくんで

パンパンでした。止血帯を巻いてる方が痛みがあります。

 

このころからオペへの不安がなぜかなくなりました。

 

 

仕事の都合により10日間ほどの入院予定で治療して頂きました。

入院中は安静にし、心臓肥大とむくみがひどく胸水もたまっていたため水分制限と、内服薬と利尿剤の点滴による水分の排出の治療をして頂きました。

 

予定の10日よりも早い8日間でBNPが正常値にもどり

退院ということになりました。

 

入院中に僧帽弁の逆流がひどいため早期に手術を勧められました。1~4の判定評価で4でしかも重い方とのことでした。

 

ダヴィンチが希望でしたが心臓の肥大のため、リスクがあるとのことでMICSにて手術を行う計画になりました。

スケジュールを組み11月に手術、それまでは外来での通院

と検査という流れになりました。

 

木内先生は私のわがままな希望スケジュールを尊重して

調整して頂きました。本当にありがたかったです。

 

ふつう病院であまり、私のような重症な患者のわがままなスケジュールを汲み取ってくれることは難しいのに親身に受けとめて

頂き感謝でしかありません。

 

病院選択の重要性を改めて感じました。

 

 

 

 

S記念病院の医師の発言に納得いかず、病状をネットで色々と検索し辿り着いたのが、今回お世話になっているニューハートワタナベ国際病院でした。

https://newheart.jp/

 

すぐにメールで問い合わせたところ2時間ほどで渡邊先生ご本人から返信頂きコンシェルジュから詳しくは連絡させますとのことでした。

 

まさにこのスピーディーな対応と安心できるメールの文面まさに現代のブラックジャックではないでしょうか。

 

コンシェルジュとの連絡では、渡邊先生に診察して頂けるのが1週間ほど先だったため、現状をお伝えし2日後に他の先生での診察予約をして頂きました。

 

診察当日、病院にきてまずその綺麗さに驚きました。

そして、レントゲン、採血、心電図、心エコー検査し主治医となる木内先生の診察をうけました。

 

木内先生は、心臓のメカニズムを詳しくわかりやすく説明して頂き、今の私の状態を丁寧に教えてくれました。ベッドが空きがあるので翌日入院しましょう、まず心不全を治療しましょうとお言葉をかけて頂き、この病院で治療を受けたいと思い予約準備をしました。

 

ところが、5分ほど待合で待機しているとコンシェルジュの方が来て先生が心配だから本日から入院しましょうといわれ本当に心配して頂いているんだなと快諾しました。

 

今回思ったのは、病院の選択は本当に重要だと医師と患者の信頼関係が本当に重要。

 

SNSが発達しネット社会のいま、すぐ情報が取得できます、なおさら病院選択がしやすくなったと感じます。誰もが平等に病院を選択する時代になったのです。

 

飲食店には、食べログがありその口コミをみてお店に行く方も多いと思います。

病院も同じように患者の口コミや病院の対応の速さや親切丁寧な対応がこれからの病院経営を大きく変えていくのではないでしょうか。

 

もう大学病院だけではなく専門科医の病院がこれからは選択肢として広がっていくのではないでしょうか。

 

このブログを読まれる方は同じような悩みを抱える方かと思います。ぜひネット検索し、診察をうけご自身が納得した病院を選択してほしいと思います。

 

 

 

 

 

7月から風邪で体調を崩し、市販の風邪薬を飲み1度は

体調が改善したものの1か月ほど空咳と嗚咽がとまらず

かかりつけの内科へ行きました。

 

そこでは、喉が腫れていたのと咳喘息ではないかと診断され

処方された薬を飲み一時的に改善しました。

 

しかし、2週間ほどするとまた空咳と嗚咽がとまらず

毎日夜中の2時~3時に息苦しくて目覚め歩行しても

しんどくなり、1日1.5L~2L飲んでいた水分も1Lも飲めないぐらいになっていました。

 

9月に入りさずがに長期化しまずいとおもい呼吸器内科へ受診しました。

そこでの検査で呼吸器ではなく循環器にすぐ行くようにと言われしかも本日か明日までに必ず行くように紹介状はいらないから

これを見せなさいと、レントゲンのデータを渡されその足ですぐに近所のS記念病院のクリニックへ行きました。

 

受付に行きちょうど午前の診療が終わった時間でありましたが、

初診のお願いしましたがなんだか不機嫌そうに対応され嫌な気分になりました。

紹介状あるかと聞かれましたが、呼吸器内科で紹介状はいらないからこのデータを見せなさいと、言われたままを伝え問診票を記入していたら、すぐに看護師さんが来て検査が始まりました。

 

車いすにものせられ大げさだなと思いながらも、採血、心電図、心エコー、レントゲン、尿検査と約2時間ほど検査をし担当医の説明を聞きまし。

 

そこで開口1番言われたのが、心不全だから即入院を勧めますと説明されました。

色々お話を聞きながら手術も視野に入れて胸の真ん中からの開胸になるねと言われたのと

過去に雑音があると指摘されたことをお話ししたら、その放置が致命傷だねとあっさり言われました。

 

なんか医師の上からのあいつぐ発言にこの病院に命を預けられないと思い、2日後の診察予約と入院予約だけをしこの日は処方された薬をもらい一旦帰宅しました。

 

 

 

9月に心不全となり緊急入院し

今月に手術をすることになりました。

 

自分でも色々調べ検索し、色々な方々のブログを拝見し勇気をもらったから、ブログ書くことにより同じ病気の方々の不安を少しでもぬぐえればと思い書くことにしました。

 

今回の【僧房弁閉鎖不全症】になったことにより、命と向き合うことができました。

 

色々なことを考え、悩み、不安を覚えましたが、病院の先生方、看護師さん、コンシェルジュのみなさん、そして家族や友人に支えられ勇気をもらいました。

 

人生観が変わったかもしれません。