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京都府 京田辺市 大住。

先日、お仲間の演奏会のお手伝いでこちらに訪れたところ、近くに月読神社があり、この地に深くまつわると聞き足を運んだ。

演奏会はこちらの地元の中学の催しで、太古の弦楽器 タオライヤー を奏でながら、アメイジング・グレース等、主に神秘的で心が癒される歌を歌われる歌手の方と、その地にまつわるお話しを言霊と口伝で心に語る、音 と言う古来の日本の言葉、祝詞や古事記の本来の意味合いを伝える言語造形に携わる方の演奏会。

この日はそのリハーサルで終了後に表に出ると青空に虹が架かっていて何とも神秘的な光景にまた一つ魂が開いた。

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月読神社の祭神は月読命、境内に少彦名神の社もあり、演奏会でのお話しも、この地にまつわる古事記の海幸彦 、山幸彦に由来する赤い玉、白い玉のお話しで、境内も赤い玉のエネルギーに満ち溢れていた。
月読は、太陽と共に私たちを映し出してくれる地球の鏡のような存在で、地球を勾玉とするならば、太陽の剣と月の鏡で三種の神器を表わすと思われる。

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古事記の中で月読命や少彦名神はあまり多くを語られず、どちらかと言うと何か隠された存在。
月読命はイザナギが黄泉の国から戻り、天照大神、素戔嗚尊(スサノオ)が生まれる場面で同じく生まれる命。

その後、古事記では、天照大神や素戔嗚尊の話しが中心で、月読命が登場することはあまりない。

少彦名神も大国主命のお話しで、出雲の岬で波の上からやってくる神、大国主命が名を問うが、自ら名乗ることはなく、さっそうと黄泉の国に行ってしまい、一人で国を造ることに困った大国主命が少彦名神の魂を奈良の三輪山に祀り、ご加護を受けるお話し。

古事記や神話の中で、月読命や少彦名神、また瀬織津姫や龍など、多くを語られない存在が今のこの時代に復活する意味があるのだと思う。

そして、少彦名神のように、多くを語らず、スマートでさりげなく、それでいて存在感のある神々や人物が今のこの世に生きるヒントを与えてくれるのだと思う。

影の功労者に習うことが沢山あるのだと気づかされた一日でした。