今日の今迄、10年間一緒に運動に付き合ってくれたノースフェースレインジャケットに感謝の気持ちを込めて「ありがとう、そして さよなら」をしました。![]()
今思えば、10年前の感謝祭のブラックフライデーにてアウトレットで安く購入、仕事の行きかえり用のジャケットとして、毎日着る日々が続き、少し時間が経ってからは週末の運動着として、雨の日も、風邪の日も同じトレイルを一緒に歩いてくれた。
世の中が大変だったコロナ禍の時も、家の中に籠りっきりの鬱々とした気持ちを吹き飛ばす為に、毎日毎日、2時間の運動に黙々と付き合ってくれ、買い物にも一緒についてきてくれた。
そして、ジャケットは昨年3月に会社をレイオフされてからの11か月の間の走行(歩行)総距離約1800キロを一緒に歩いてくれた。(1日2時間の運動での歩行距離は8キロ程度、20日間/月間を11ヶ月続けたので、総歩行(走行)距離は1760キロになります
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週末だけ運動していた時期(仕事をしていたころ)は2時間の運動で8キロを週末土日両方(2日)で16キロを週3回/月間、運動したぐらいなので、月間48キロを12か月で576キロ/年間となります。途中旅行したり、仕事の出張等で運動出来なかった事も考慮して、5年間運動したとしましょう。576キロ×5年間=2880キロとなります。
単純計算での総歩行(走行)距離合計は、なんと1760キロ+2880キロ=4640キロになります。
四捨五入したとして5000キロにもなります![]()
ロスアンゼルスからニューヨーク迄の距離が4500キロと出ていますので、塵積歩行でアメリカ大陸を歩行横断した計算になります。![]()
そんなノースフェースレインジャケット君も最後にはポケットも破れて閉まらなくなり、インナーのメッシュも剥げ落ちて、アウターは長年の雨に打たれて色あせた家の外壁ペンキの様な疲れた色になり、袖の部分は破れ中のゴムが見えるまで、ボロボロになっても僕の運動に文句も言わずに付き合ってくた。
毎日の運動で大量の汗が流れ出し、体内塩分が結晶となりジャケットに染み着き、独特の臭いを放つ様になったが、それでも私は愛用のジャケットを着続け運動に出かけた。週末のごみ出しの準備をしていたら「もう良いよ、俺の事を一緒に送り出してくれ」と言ったような気がしたのだ、ほんの一時間前も短めの運動をしたばかりだったけど、今晩が彼との最後の運動だった。
人間が年老いる様に、ジャケットも生きた人間の様に年老いる様に感じた、そして愛着が沸いて手放すのがとても辛く、悲しい気持ちが湧いてきた。(追加部分)この時の私の気持ちを表すと、映画Cast Away(キャストアウェイ)で主人公チャックを演じたトムハンクス、フェデックス航空貨物便が南太平洋へ墜落、無人島に辿り着き、サバイバルの中で見つけたバレーボールに顔を描き、名前をウィルソンと名付け、4年間の孤独生活での正気を保つ為に返事してくれる事等無い事を知りつつも、話掛け、いつも一緒に居てくれた友。筏で島を漕ぎ出し太平洋沖の波にさらわれウィルソンとの悲しい別れがやって来ます、唯一の友を失いたくないと必死に追いかけますが、波に飲まれ終に見えなくなりました。私にもジャケットに対して似たような喪失感がありました。
10年間、仕事で職場についてきてくれてありがとう、運動に毎回、黙々と付き合ってくれて、とても辛かったコロナ禍の時期と失業中の僕に付き合ってくれ、雨風から守ってくれて本当にありがとう、でも君と一緒に過ごした事を忘れないし、四季の変化を通して観た美しい野花や木々の紅葉、そして愉快な動物たち、一緒に楽しめて嬉しかったよ、ありがとう、さようなら、また何処かで会おうね!![]()
