一ヶ月のニュージーランド滞在を終えて、
「留学に行ったからといって、英語が話せるようにはならない。
自分が努力して、話すようにすればどこでも英語力は伸びるのだ」と気づいた私は、
その後高校に入学します。
後から自分の英語力がついた理由を考えると、
この高校の影響力は非常に大きかった。
全国からもその英語教育レベルを認められているような高校でしたが、
周りは帰国子女ばかり。
もちろん日本の一般的な中学校から入学してきている子もいますが、
みんな英語力には自信のある精鋭ばかり。
この高校では、いわゆる「英語の授業」をする高校ではありませんでした。
なんと、「英語を使って英語を学ぶ」だったのです。
英語の授業は、すべて英語で行われるのは当たり前。
生徒の発言も全て英語。
英語教育の題材も、映画やラジオといった、生きている英語を使います。
宿題は、英語で自分の意見をはっきりとしなければならない英文エッセー。
日本にいながら、留学をしているような環境でした。