空模様 銀沖祭参加小説
毎度のごとく目覚めは昼間。
腹減ったなーと冷蔵庫をのぞくと食料はなし。
パシらせようと思ったらパシりのめがねは休み。
パシらせようと思ったらチャイナのガキは散歩中。
・・・・・・・・けど、腹は減った・・・・・・・・。
しょうがないので自分で買いに行く事にした。
結野アナの天気予報じゃしばらく雨は降らないらしいし。
それに・・・・・・・・
もしかしたら市内巡回中のアイツに会えるかもなんて淡い期待を抱いて。
でもそれは。
すぐに後悔に変わった。
空模様
「定春帰るアル~」「わん!」「ほらチャイナ。首輪取れてるぜィ。つけてやるからわんって啼けや。」「何で私アルかぁ!?」
家を出たときはすっかりお天道様は真上を通り越してた。
これならしばらく大丈夫そうだ
なんて思いながら公園の前を通った。
アイツはここでよく寝てるから。
いなかったら団子屋の前にでもいるだろ・・・
案の定、やつは公園にいた。
なぜか・・・・・・・・・神楽と一緒に。
「なーサド。」
「なんでィ?」
「サドは仕事しなくていーアルか?」
「てめーにいわれたくねーよチャイナ」
「私は仕事しないんじゃないネ。仕事がないだけアル。」
「ない胸張って誇るものでもねーって事に気づきなせィ。」
「(むかっ)・・・・もーいーネ。帰るアル定春ー」
ちらり、とこっちを見た目は4つ。
「あ。銀ちゃん!買い物アルかー?」
俺に気づいた神楽が手を振るも、俺は
「・・・・銀ちゃん・・・?」
一刻も早くそこからいなくなりたかった。
だから。
駆け出した。・・・・・・・わざわざ声をかけてくれた神楽を置いて。
俺の好きなきれいな顔が、
俺以外の誰かの方に向いてるのが嫌で。
俺の好きな透き通った瞳に、
俺以外の誰かが映るのが嫌で。
知ってるけど。
気づいてるけど。
「最低だな、俺は・・・・・。」
なんて最低な、独占欲。
自己嫌悪。
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うあー。
思ったより長くなってしまった(´・ω・`)
続きます。がんばります←