こんにちは。広報でコーポレートサイトを担当しています渡辺です。
今回は写真補正に便利なLightroomの紹介をさせていただきます。
みなさんは写真補正にどのようなツールを使われていますか。
Photoshopで色調補正でレベル補正を調整して、さらにトーンカーブをいじって、今度はフィルターでノイズを軽減して修復ブラシでゴミを消して…等々
1作業1作業工程を踏みながら補正している方もまだまだ多いのかなと思いますが、Lightroomを使うと一つのパネルで全ての工程を行うことができるので非常に便利です。
単体だと16,000円ほどするソフトですが、AdobeのCreative Cloudを利用している方ならサービスに含まれていますので、ダウンロードして使ってみてください。
もちろんPhotoshopのプラグインであるCamera Rowを使ってもほぼ同様のことはできますので、そちらを使っても結構ですが、大量の写真から採用する写真を選んだり、比較しながら検討したりするのはLightroomの方が得意ですので、今回はLightroomをベースに話をしていきたいと思います。
まずLightroomではカタログを作って写真を管理をするので、最初にカタログを作成します。
[ファイル] - [新規作成]から適当なファイル名を付けて[保存]します。
カタログができたら今度はカタログ内に写真を取り込みます。
[ファイル] - [写真とビデオを読み込み]を選択すると以下のような画面が開きます。
左側のソース欄から写真が保存されているフォルダを選択すると、中央にサムネイルがずらーっと表示されるようになります。
読み込む写真をチェックで選択したら(デフォルト全部チェックされています)、右下の[読み込み]ボタンを押しましょう。
これで準備は完了です。
Lightroomの写真補正は全て[現像]画面で行いますので、右上の方に表示されている現像をクリックします。すると下のような画面が表示されます。
(1)基本補正
暗所での撮影や部屋の照明によってこのような暗くて色被りした写真になることが多いですよね。
まずは基本補正のパネルで全体的に修正してみましょう。
写真は全体的に白熱灯照明で暖色系の色が濃くでているので、右パネル[基本補正] - [色温度][色かぶり補正]のスライダーを調整して自然に見える色に調整します。
このままだと少しくらい印象になってしまうので[露光量]を上げていきます。
全体の明るさを丁度いいレベルにした場合、明るい部分(ここでは照明周り)が飛んでしまっているように見えるので、白とびしてしまった場合は[ハイライト]を調整して明るい部分だけ少し下げてみましょう。そうすると照明の形がくっきり見えるようになりました。逆に黒つぶれしてしまっている場合は[シャドウ]を明るくすることで調整ができます。
(2)スポット修正
写真に写ってしまったゴミや余計なものを消すことも多いと思います。
Photoshopで言う[修復ブラシツール]と似た機能ですが、Lightroomでも同様のことができます。
今回はデスクの上にあるコンセント用の穴を消してみましょう。
右パネル[ヒストグラム]下にあるアイコン左から2番目の[スポット修正]を選択します。
さらにその下にブラシ用のパネルが開きます。
ブラシの[サイズ]を消したいもののサイズに調整して一気になぞってみましょう。
自動的にコピー元がどこから持ってくるのか表示してくれますので、自然に見えるコピー元を探し、最後に[閉じる]をクリックします。
するとコンセント穴がきれいに消えてくれました。
(3)ディテール
暗所での撮影で特に起こりやすいノイズ問題。
明るく補正すればするほどノイズ部分が目立ってきます(画面がわかりづらくてすいません。砂の質感のようにざらざらした部分のことです)。
その場合は右パネル[ディテール]を使って補正してきましょう。
中央の画像をクリックすると拡大した画像が表示されます。
今回は[ディテール]内の[ノイズ軽減]から[輝度]を調整します。
するとこのようにノイズが消えてくれます。
全体の写真とアップの写真を見比べながらもっさり感が出ないように調整しましょう。
(4)レンズ補正
カメラのレンズによって、かなり歪曲した画像に写ることがありますが、特にこの写真のように直線の多い写真は違和感を感じることがあります。
こういった場合には[レンズ補正]を使って補正していきましょう。
Lightroomには予めレンズの種類がたくさん登録されていますので、[基本]から[プロファイル補正を使用]にチェックを入れるだけでかなりこの違和感をなくしてくれます。
レンズのプロファイルは[プロファイル]から同じく[プロファイル補正を使用]にチェックを入れ、登録されているメーカーやモデルを選択してください。
また使っているレンズの登録がない場合や、既に加工されたJPEGファイルなどの画像の場合は手動で直すことができます。
[手動]をクリックしてみてください。
[ゆがみ]を調節すると、レンズ特性で歪んだ部分を直してくれます。
これだけだと画像が傾いたように見えるので[垂直方向]と[回転]も調整して真っ直ぐに見えるようにしてみました。
その場合は、[切り抜きを制限]にチェックを入れると自動的にズームしてくれて白い部分がなくなります。
いかかでしたでしょうか。
今回紹介したのはよく使う基本的な機能のみでしたが、まだまだLightroomには沢山便利な機能がありますので、いろいろ試してみてください。
今回は写真補正に便利なLightroomの紹介をさせていただきます。
みなさんは写真補正にどのようなツールを使われていますか。
Photoshopで色調補正でレベル補正を調整して、さらにトーンカーブをいじって、今度はフィルターでノイズを軽減して修復ブラシでゴミを消して…等々
1作業1作業工程を踏みながら補正している方もまだまだ多いのかなと思いますが、Lightroomを使うと一つのパネルで全ての工程を行うことができるので非常に便利です。
単体だと16,000円ほどするソフトですが、AdobeのCreative Cloudを利用している方ならサービスに含まれていますので、ダウンロードして使ってみてください。
もちろんPhotoshopのプラグインであるCamera Rowを使ってもほぼ同様のことはできますので、そちらを使っても結構ですが、大量の写真から採用する写真を選んだり、比較しながら検討したりするのはLightroomの方が得意ですので、今回はLightroomをベースに話をしていきたいと思います。
Lightroomを始める
まずLightroomではカタログを作って写真を管理をするので、最初にカタログを作成します。
[ファイル] - [新規作成]から適当なファイル名を付けて[保存]します。
カタログができたら今度はカタログ内に写真を取り込みます。
[ファイル] - [写真とビデオを読み込み]を選択すると以下のような画面が開きます。
左側のソース欄から写真が保存されているフォルダを選択すると、中央にサムネイルがずらーっと表示されるようになります。
読み込む写真をチェックで選択したら(デフォルト全部チェックされています)、右下の[読み込み]ボタンを押しましょう。
これで準備は完了です。
写真を補正する
Lightroomの写真補正は全て[現像]画面で行いますので、右上の方に表示されている現像をクリックします。すると下のような画面が表示されます。
(1)基本補正
暗所での撮影や部屋の照明によってこのような暗くて色被りした写真になることが多いですよね。
まずは基本補正のパネルで全体的に修正してみましょう。
写真は全体的に白熱灯照明で暖色系の色が濃くでているので、右パネル[基本補正] - [色温度][色かぶり補正]のスライダーを調整して自然に見える色に調整します。
このままだと少しくらい印象になってしまうので[露光量]を上げていきます。
全体の明るさを丁度いいレベルにした場合、明るい部分(ここでは照明周り)が飛んでしまっているように見えるので、白とびしてしまった場合は[ハイライト]を調整して明るい部分だけ少し下げてみましょう。そうすると照明の形がくっきり見えるようになりました。逆に黒つぶれしてしまっている場合は[シャドウ]を明るくすることで調整ができます。
(2)スポット修正
写真に写ってしまったゴミや余計なものを消すことも多いと思います。
Photoshopで言う[修復ブラシツール]と似た機能ですが、Lightroomでも同様のことができます。
今回はデスクの上にあるコンセント用の穴を消してみましょう。
右パネル[ヒストグラム]下にあるアイコン左から2番目の[スポット修正]を選択します。
さらにその下にブラシ用のパネルが開きます。
ブラシの[サイズ]を消したいもののサイズに調整して一気になぞってみましょう。
自動的にコピー元がどこから持ってくるのか表示してくれますので、自然に見えるコピー元を探し、最後に[閉じる]をクリックします。
するとコンセント穴がきれいに消えてくれました。
(3)ディテール
暗所での撮影で特に起こりやすいノイズ問題。
明るく補正すればするほどノイズ部分が目立ってきます(画面がわかりづらくてすいません。砂の質感のようにざらざらした部分のことです)。
その場合は右パネル[ディテール]を使って補正してきましょう。
中央の画像をクリックすると拡大した画像が表示されます。
今回は[ディテール]内の[ノイズ軽減]から[輝度]を調整します。
するとこのようにノイズが消えてくれます。
全体の写真とアップの写真を見比べながらもっさり感が出ないように調整しましょう。
(4)レンズ補正
カメラのレンズによって、かなり歪曲した画像に写ることがありますが、特にこの写真のように直線の多い写真は違和感を感じることがあります。
こういった場合には[レンズ補正]を使って補正していきましょう。
Lightroomには予めレンズの種類がたくさん登録されていますので、[基本]から[プロファイル補正を使用]にチェックを入れるだけでかなりこの違和感をなくしてくれます。
レンズのプロファイルは[プロファイル]から同じく[プロファイル補正を使用]にチェックを入れ、登録されているメーカーやモデルを選択してください。
また使っているレンズの登録がない場合や、既に加工されたJPEGファイルなどの画像の場合は手動で直すことができます。
[手動]をクリックしてみてください。
[ゆがみ]を調節すると、レンズ特性で歪んだ部分を直してくれます。
これだけだと画像が傾いたように見えるので[垂直方向]と[回転]も調整して真っ直ぐに見えるようにしてみました。
その場合は、[切り抜きを制限]にチェックを入れると自動的にズームしてくれて白い部分がなくなります。
いかかでしたでしょうか。
今回紹介したのはよく使う基本的な機能のみでしたが、まだまだLightroomには沢山便利な機能がありますので、いろいろ試してみてください。