公務員の行政職は社会のセーフティーネット? | 大阪をより楽しい街にする起業!

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昨日、あるサイトの人事ブログに載っていた記事で、某電化製品販売チェーン店の正社員が10日程度で退職し、その社員に対しての人事の慰留方法が少し話題になりました。
そこで私が気になったのは、その趣旨とは関係ありませんが、退職理由が「販売はアルバイトの延長のような仕事でずっと続けていく気になれない。公務員を目指す」という趣旨だったそうです。

私も以前、ある会社で人事をしていて同じような相談を受けた経験があります。
10日と言った短い期間ではなく、2年以上は働いている社員でしたが。

官僚などの国家公務員、教師や警察官、消防士、その他技術職などは別にして、地方公務員の事務職を本気でやりたいと思って目指す人はどれだけいるのでしょうか。
社会人でて仕事に疲れ、自分を高めていく事もできず、なんとなく楽で安定してそうな公務員を目指すといったケースが大半な気がします。

実質、公務員の行政職は、社会から落ちこぼれた人のセーフティーネットのような役割になっているイメージです。
世の中には実際仕事が出来なかったり人と付き合うのが苦手な人もいますし、そういった仕事も必要だと思うので、それ自体が悪いとは思いません。

ただ、それであれば、行政職の待遇を下げて、その分を教師に回してもいいのではないかなと感じます。
大学入学時から本気で目指していていないとなれない教師と、社会時のセーフティーネットとしての行政職、同じ公務員でもそのバックグラウンドは全く異なるのは間違いありません。

もちろん、本気で行政職を目指している方もいると思うので、行政職でも成果を残して出世した人は優遇されるべきだと思います。



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