定年まで安定してる会社なんて・・・分かる必要がない | 大阪をより楽しい街にする起業!

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日本の最先端を走る都市の為にいち早く衰退を迎え悪いイメージを持たれがちですが、客観的に見るとインフラが発展していて都心にも出るのも自然や歴史・文化に触れるのも容易、非常に住みやすい都市大阪。この魅力的な街で起業して成功するぞー!

就職活動中の学生と話をしていて、よく受ける質問の1つが
「安定している会社の見分け方は?」
という内容です。

何を持って安定というのかは人それぞれですが、大体40年後まで潰れない会社という意図が多いです。
こういう事を察してか、企業の会社説明会に行くと、大抵の場合は自社は財務基盤がしっかりしているから大丈夫と説明してるようです。

ただ・・・高度成長期ならともかく、今のこの時代に定年まで安定して働ける会社を見極める事ができる人がいるのか?またその必要があるのか?は疑問です。

2000年以降、インターネットが普及してグローバル化が進み、特にこの5年は世の中はめまぐるしく変化しています。

5年前まではパナソニックやNECを使っている人が多かった携帯電話、5年前に入ってきたiPhone駆逐されて今では撤退しています。
ちょうど昨日、ソニーがVAIOを売却するとの報道がありました。
フィルムで隆盛を極めていたコダックや富士フィルム、デジカメの普及でコダックは倒産、富士フィルムは化粧品がメインになっています。
そのデジカメすら、スマートフォンのカメラの高性能化で売れなくなっている。
じゃらんで簡単にホテルの予約ができるようになり、飛行機の予約も個人で簡単になると旅行会社を使う必要が薄れてきており、特に若い人は旅行に行く際も旅行会社を使わない。

ほんの一例を挙げましたが、こういう状況で40年後まで安定した会社を探す事に意味はあると思いますか?

ただ、今の若い人が心配する必要は全くなくて、むしろチャンスです。
これからは、会社に依存するのではなく、会社を利用して自分を高める時代だと思います。
会社が従業員を守りたくても守れない現状、いかにして自分自身を高めるかどうかが重要。
自分自身をどんどん成長させていけば、会社に何があっても大丈夫です。

むしろ、バブル期入社で、大企業に入って安心だと思い、若いころに苦労をしてこなかった今の40代以上の方の方が気の毒。
こういった方々は、リストラをされてしまうと、その後の再就職は苦労されている方が多いです。
なので、会社にしがみつく事ばかり考えて、会社に残るための無駄な努力を重ねる悪循環になっている方もいます。

ですので、学生へのアドバイスとしては、会社がある程度財務基盤が強い事はもちろん重要ですが、それ以上に自分が成長していける環境があるかどうか?が一番重要だとお伝えしたいと思います。




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