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Walk‐through, photograph & PS4 Video

 パリからしばらく西へ、
"ポワシー"という町に建築で特に有名な"サヴォア邸"というものがあります。

 持ち合わせのガイドブックに載っていない場所でしたので、途中道に迷いながらも、
なんとかたどり着くことができましたw

 "サヴォア邸"は"近代建築の世界三大巨匠"のうちのひとりとされる
"ル・コルビュジエ"の最高作品のひとつです。
 今ではこうしたモダニズムな設計は当たり前かもしれませんが、
当時主流だった、ファンタジーに出そうな建物、いわゆる重厚な西洋的伝統建築の考え方を、
払拭した衝撃的な作品だったと言われています。



 特徴はいくつかあります。端的に当時の建築と異なる点を一部挙げると、

・開口を大胆にとった水平窓
・建物がまるで浮いているかのようなピロティ
・外からは見えないように考慮された屋上庭園

ピロティ:一階部分を一部または全て空けて作る空間。


Google Sketch Up - Villa Savoye より

 日本ではあまり見られませんが、
偏心距離や、柱の太さ、間隔などを十分に考慮された設計ならば、簡単に取り入れられると思います。地域によって若干法律上の基準が違いますけどね。



 ここからは内部です。意外にも人はそこそこ居ました。写真は可能な限り写らないように配慮しました。



 具体的な内容は建築系雑誌でも十分に得ることができます。一般受けもいいので、是非ご覧になってください。



 現代人の感覚からすれば、そこまで衝撃的でもないと思いますが、
緻密に採光の取りかたなども計算されています。 非常に明るいですね。



 日本の建築の場合は、隣接する他人の住居が近かったり、
借景するほどの景色が周りにあるわけではない、といった感じで、
このまま取り入れるのはかなり難しい気がします。



 設計者によりコンセプトが異なれば、大きく変わるものですが、
私自身は用途を重視しているところもあり、
ある建築の番組で紹介されたものでは、部屋の中にすべり台があったり、
書斎の壁がなかったり・・・といったものに対しては否定的になってしまいますw



 私が最も気に入っている手法は、コア型というものです。
 水周りを部屋の中心に配置することにより、限りなく動線を短くすることができます。
 ただ、一般受けは良くないみたいで、提案する際には、ある程度の実証材料が必要になりました。
 やっぱり水周りがある部屋には窓があり西側になければならない、といった考え方が定着しているからなのでしょうか。



 窓がなくとも、喚気ダクトを設置すれば問題ないと思います。むしろ窓がある洗面所やトイレ、お風呂場ですら換気扇は欲しいですと思います。すぐあやつ(カビ)が現れますからね。
 風呂掃除も極力劇薬系は使いたくないし。クエン酸と重曹で済ませたい。って脱線してしまったじゃないかい。