メガロポリス中央ステーションの99番ホームは、スリーナイン号のプラットホームです。

かつて片道切符を手に旅立った小倉駅は、松本零士先生の99番ホームなんだと思います。

10月13日﹙土曜﹚、私も99番ホームから下関駅行きに乗車したのですが、何と松本零士先生と同じ列車でした。

下関で開催される「松本零士 関門海峡里帰り展」でのトークショーのためです。

松本零士先生もおっしゃっていましたが、暗闇の関門トンネルをくぐり抜ける時には特別な想いが巡ります。

主催者のブログに載っていた会場の写真には、私の後ろ姿もありました。





10月30日﹙火曜﹚、再び99番ホームのある小倉駅から東京へ向かいます。

途中、車窓からの綺麗な景色が撮れました。 

きっと、これから始まる旅が順調であると暗示しているのでしょう。 

今回、私が目指すのは赤坂のサントリーホール。

『銀河鉄道999』シンフォニック・コンサートです。

東京駅には、10年来の友人が迎えに来てくれました。

会場では、昨年のコンサート『東海林修フェスティバル』での999メンバーとも合流です。

第一部の青木望∕交響詩『銀河鉄道999』は、少年の頃から魅了されたサウンドトラック・アルバムをフルオーケストラで聴ける歓喜で胸が一杯になりました。

第二部の青木望∕組曲『銀河鉄道999』﹙中川晃教さんの生ナレーション付き﹚では、こんなにも素晴らしい劇伴だったのかと改めて感動したのです。

そしてアンコールには、悲願の東海林修∕再会﹙さよなら銀河鉄道999﹚が演奏されました。

この奇跡のシンフォニック・コンサートに心から感謝すると共に、改めて東海林修∕交響詩『さよなら銀河鉄道999』を含めた完全版コンサートの実現を祈ります。

その後は、999メンバーとの宴です。

最高の音楽と素敵な仲間たちと旨い酒。

これが『至福の時』なのでしょうね。

尚、大ホールのステージ画像はサントリーホールのHPより引用です。










31日は、新宿ピカデリーに展示されている宇宙戦艦ヤマトとアンドロメダ号を観ました。

人が少ない朝方から行く予定だった事もあり、予約を入れてたホテルは新宿です。

昨夜の宴の後にホテル付近まで送ってくれた999メンバーから、ここへの道順を教わっていたのでスムーズに到着。

写真に人が入らないようにタイミングを合わせ、なんとか御気に入りが撮れました。

ヤマトも好きですが、やはりアンドロメダはカッコイイ!!






友人とは昼前に大泉学園駅で待ち合わせをしていました。

ここからは、私のリクエストに応えてくれた東京ツアーが始まります。


【大泉学園駅】






【三井住友銀行 大泉支店】



【零時社】

【東映東京撮影所】

【東映アニメーションミュージアム】


東映アニメーションミュージアムは休館だったので、白い門の小さな丸い隙間からペロを撮りました。

ペロとは『長靴を履いた猫』の主人公の猫で、東映動画のシンボルです。

零時社も松本零士先生が不在中なのは知っていましたが、一度拝めればと思い伺いました。

因みに、松本零士先生はイタリアです。

だからって訳では無いけど原寸大のダヴィデ像を観に恵比寿駅へ移動し、広尾のパパス本社ビルまで歩きました。

実物は、イタリアのフィレンツェ『アカデミア美術館』にあります。

【ダヴィデ像】

そこからタクシーで、建築家・黒川紀章が設計された、波打つ曲線が美しい硝子の美術館『国立新美術館』へ。

私の地元の福岡銀行本社ビルも黒川紀章さんの設計で、初めて見た時の衝撃を今でも覚えています。

国立新美術館3階の自然光が射す開放的なフレンチレストランでランチコースを頂き、東山魁夷作品を鑑賞しました。

特に、唐招提寺御影堂の障壁画は圧巻です。

【国立新美術館】





陽射しが西に傾き、次に向かったのは浅草です。

金色の炎のオブジェが印象的なスーパードライホール。

琥珀色のガラスと頭頂部の白い外壁で、泡のあふれるビールジョッキをイメージしたアサヒビール本社ビル。

高さ634m、世界一高いタワー﹙自立式電波塔﹚東京スカイツリー。

そして、夜の帳が降りる頃に松本零士先生デザインの船が登場です。

まるで別次元にでも居るような空間を満喫し、最終の新幹線で帰路に就きます。

麒麟一番絞りと駅弁と、お土産を手に・・・

辛いことも時にはあるけど、生きてるって素晴らしいと思える東京でした。

【吾妻橋】








さて、本日11月9日はBARの開業記念日です。

1998年にオープンした日から20年が経ちました。

これからも初心を忘れずに精進してまいります。

松本零士先生からは、3年前に11月9日の日付が入ったサインを『キャプテンハーロック』の版画へ書いて頂きました。

こちらも、前回の記事で紹介した版画『麗しのメーテル』と共にBARで展示しております。
【春の展示】
松本零士『祈り』/ ラファエロ『小椅子の聖母』/ 松本零士『エンジェル・クイーン』/ ボッティチェッリ『春・プリマベーラ』/ モネ『睡蓮①』/ ゴッホ『星月夜』/  松本零士『セクサロイド・ブルー』

 【夏の展示】
松本零士『魔境惑星の女王』/ ルノワール『仔犬を抱く少女』/ 松本零士『忘れざる時の物語』/ ブーグロー『ファースト・キッス』/ ゴッホ『向日葵』/ 松本零士『夢の未来へ旅立つ者』/ モネ『睡蓮②』 

【 秋の展示】
モネ『散歩・日傘の女』/ 松本零士『麗しのメーテル』/ ゴッホ『糸杉と星の見える道』/ ラファエロ『二人の天使』/ クリムト『接吻』/ ルノワール『ムーラン・ド・ラ・ギャレット』/ 松本零士『キャプテンハーロック』

【 冬の展示】
ブーグロー『ヴィーナスの誕生』/ ラファエロ『美しき女庭師』/ 松本零士『魔境惑星の恋人①・②』/ ダ・ヴィンチ『受胎告知』/ ゴッホ『夜のカフェテラス』/ 松本零士『スターシャ』/ ミケランジェロ 『聖家族』

【常設展示】
ダ・ヴィンチ『モナ・リザ』/ ボッティチェッリ『ヴィーナス誕生』/ ゴッホ『種まく人』/ フェアチャイルド『ビッグ・ブルー・スカイ』/ クリムト『生命の樹』/ ミケランジェロ『アダムの創造』/ 松本零士『命・DNA』





【お知らせ】

松本清張記念館開館20周年記念「砂の器」シネマ・コンサートin北九州

松本清張原作、日本映画史に輝く不朽の名作「砂の器」を、オリジナル映画のセリフや効果音はそのままに、音楽部分を九州交響楽団のフルオーケストラが生演奏。

2018年11月25日に北九州芸術劇場で開催されます。

詳細は、松本清張記念館へ御尋ねください。