説教じいさん -2ページ目

アスベスト、米国産牛肉、そして…

アスベストによる中皮種や肺がんが大問題になっておる。
危険性はずいぶん前から論議されていたということじゃ。しかし、アスベスト業界団体からの働きかけで国は何の方策も示さず放置してきた。
この国の無策ぶりが、ここにきてのアスベスト禍を引き起こしたといっても過言ではないであろう。

そして今、アメリカ産牛肉の輸入再開の動きが出ている。
牛丼チェーンをはじめ、外食産業はもろ手を上げて歓迎の意向だという。
安全性がきちんと確認されたとはいえないまま、アメリカの圧力に負けての輸入再開としか思えない。
最近の新聞投書欄に載っていた。親族がいわゆる狂牛病とおぼしき症状を呈して亡くなられた方の話で、いま、安易に輸入を再開したら、発症者が多数出るではないかということを危惧する内容じゃった。

そうなった場合、国は何かの保証をしてくれるというのじゃろうか。外国からの圧力と一部の業界の利益優先のために国民を危険に晒すことを、何とも思わないのか。
近い将来第二のアスベスト問題と化すかもしれない、非常に危うい出来事と思う。

そして、すでにアスベスト以上の惨禍を引き起こしている『タバコ』。
タバコは、タバコ事業法という前代未聞の国家犯罪的悪法によって手厚く保護されている、強依存性のある劇毒物を含んだ、危険物である。
その危険物を法の名の下に国民に広く安く売りつけ、国民の健康を著しく害しているのはみなさんもご承知のことじゃろう。
国もようやくその危険性を認め、パッケージへの表示を改め始めた。これも間もなく欧米並みの表示に切り替わるはず。

タバコは日常的に摂取し始めてから30年で、肺がんか肺気腫を引き起こすといわれている。肺がんの死亡者は年間10万人を超えるというから恐ろしいことじゃ。
しかもその原因のほとんどが喫煙によるもの。アスベストによるものの比ではない。
肺ガンの原因はタバコには限らないという輩もおるが、喫煙者の配偶者の肺がん死も年間3千人と、けっこう深い因果関係もありそうじゃ。
それにタバコは肺がん以外にも多くのがんの直接的な因子になっていることが証明されておる。

これも近い将来、アメリカ並の大変な国家賠償騒ぎになるのではないじゃろうか。

無灯火

わしは若い頃、夜、自転車で交差点に進入したときに、無灯火の黒い車に跳ね飛ばされたことがある。
見通しのいい交差点で、自動車のライトの列が切れたので横断しようとしたのじゃが、無灯火の車は全く見えなかった。不覚じゃった。

大人になって自分で車を運転するようになり、今度は自転車の無灯火があまりに多いのに気がついた。暗闇から突然現れる自転車に何度肝を冷やしたことじゃろう。

自転車のライトは自分の存在を周囲に知らしめるための手段。無灯火運転は自分の存在を消すことにもつながる、危険きわまりない行為だということを肝に命じて欲しい。

自転車同士でも、ライトをつけているこちらは相手から見えていても、こっちは無灯火の自転車なぞギリギリまで見えん(なんせ目が悪いもので)。

道路交通法上、自転車の無灯火運転は取り締まりの対象のはずだが、警察の前でも平気で無灯火で通り過ぎる輩が多すぎるし、それを見逃す警察も警察じゃ。しかも、その傾向は年々ひどくなっているように思う。

別に理不尽な法律でもないのだから、取り締まりを徹底しても良い時期に来ているのでは無かろうか。

じいさん…

よりによってここのブログのIDとPWを忘れてしまっておった…。こんな自分に喝!

駅の禁煙も守れぬやつは地獄に堕ちろ

過激なタイトルから入ってしまったが、今回はワシが使っておる路線の話じゃ。

最近は一時の不完全禁煙から一歩進んで、通勤通学時間帯を禁煙にする駅が増えてきておる。これは喜ばしい傾向じゃ。灰皿にふたをする駅、貼り紙で対応する駅、等々。

わしの使っている路線も当然、全駅禁煙と思っておった。
しかし、ある駅の灰皿付近には毎朝必ず大勢の人が群がって煙を吐き出しておる。ここの駅は禁煙タイムがないのかと不思議に思っておったが、よくよく見ればちゃんと禁煙時間の貼り紙があるではないか。

誰にでも読める表示に従わないというのは、明らかな確信犯、反社会的行動と言わざるをえまい。
今朝などは灰皿に向かう長い距離をくわえタバコでボケーッと歩く馬鹿者もいた。

これは鉄道営業法違反、いわゆる違法行為である。駅員にはもう少し権限を与えてやって、違法行為を行う者を逮捕できるくらいにしても良いのではないだろうか。
ある意味見せしめのようなことがないと、馬鹿者どもは自分の非常識な行動に気がつくことはないぞ。

おっさんにもの申す

電車の中で女性がいきなり怒鳴った。
「あまりひっつかないでよ!いやらしい!」
それを聞いたおっさん。←ひっついていた人「オレが何したってんだよ。そういうのを自意識過剰っていうんだよ!」と、怒鳴り返し、女性の訴えをはねのける。

しかしひるまない女性も反撃。激しい言い争いの果て、あわやつかみ合いかと思ったが、降車駅に到着。二人とも降りていった。ワシは状況はよくわからないのじゃが、どうやら満員電車の混雑と揺れに乗じておっさんが若い女性の体に必要以上にすり寄っていったというのが実状のようじゃ。
よくある些細なもめ事のようにも感じるが、女性に対してあまりに思いやりに欠けるおっさんの最初の一言がいけない。しかもその後もずっと小娘扱いの発言を繰り返し、しまいには頭をなでなでして女性の尊厳を傷つけておった。

「そういうつもりはなかったですが、不快な思いをさせてごめんなさい。」女性は簡単に納得できないかもしれないが、こういう言い方ならまだお互い救われたのではないじゃろうか。ワシも若い頃に一度誤解を受けるようなことを知らず知らずしていたことがあったが、指摘されて素直に謝り、それ以来誤解を受けるような行為は一切しないよう細心の注意を払っておる。

今回のおっさんは多少楽しんでいた節が見受けられる。女性が騒ぎ出すかなり前に、その女性の顔を見たのだが、明らかに怒り顔であった。今にして思えば、おっさんにすり寄られてずっと不愉快な思いをしておったのじゃろう。後ろめたいことがあったからおっさんも怒鳴り返した。そんな気がしてならない。

同じ男として実に後味が悪い話じゃ。

Windows、IE一辺倒を嘆く

ワシが使っているのはMacintoshのネットスケープじゃ。インターネット黎明期から使い続けているので、どうも他のブラウザに乗り換える気がせんのじゃ。世の中がWindows一色になってだいぶ日が経つが、最近では『Windowsじゃないと、IEじゃないと』見られなかったかり加工できなかったりするウエブページが多くなってきているのは困りものじゃ。ちなみにこのアメーバブログもそうじゃ。猛省を促したい。さらにはWindowsMediaplayerを使う画像配信が増えておるが、Macintoshの場合、プレーヤーのバージョンが低く、画像そのものを見ることさえできん。マス(大衆)に対するサービスなので、人によってばらつきが出るのはある程度致し方ないこととはいえ、実際に自分が被害者になったときのことも考えて仕様を決定していただきたい。まあ、古いものにいつまでもしがみついているほうが悪いのかもしれんが、アナログ放送の打ち切りが今後どんな社会問題を引き起こすか、問題の質は似ているのかもしれんのう。