ブログ開設後初めての投稿です。

サイト管理よりこちらの方が楽ですし(笑)

さて、1回目の記事は石巻線のDE10形式から参りましょう。

石巻線のDE10形式は今年10月から石巻港駅での鉄道貨物輸送再開に合わせて東北本線・石巻線の本線運用に帰ってきました。

写真は陸前山下～石巻港駅で撮影したハンドル訓練列車。

実は撮影した2012年10月5日が震災後はじめてコキ車が入線した日なのでした。その直前から単機のハンドル訓練は行われています。

また仙台総合鉄道部のDE10形式は震災直前からATS-Psへの保安装置の改造が行われており、ATS-Psも本格使用となる訳です。

この日の牽引機はDE10-1595号機。覚えている方もいると思います。1595号機は5～6年ほど前まで仙台総合鉄道部に所属していた機関車で、石巻線も走っていましたが、その後東青森駅入換動車となったものの、東青森駅の入換機廃止に伴い鷲別機関区に転属しています。

その後、2012年3月に苗穂車両所で全般検査を受け、7月に仙台に帰ってきました。

その際、向きは他の機関車と逆だし、塗装はJR貨物の車両所で塗装されるラジエーターカバーがグレー一色、正面ナンバーも白字になるなど他の機関車とは一風変わった風貌となりました。

翌10月6日には今度は19形式コンテナを積載した貨物を牽引して来ました。

正式な再開はまだでしたが、一足早く輸送している感じです。

そして10月9日、ついに正式に貨物輸送を再開しました。

東日本大震災による運休から1年7ヵ月ぶりの鉄道貨物輸送再開。

現在はまだ震災前と同じとは言い難いですが、来年の春には石巻港駅構内の専用線も復旧するという話なので、これからが楽しみです。

さて次は仙台に嫁いできた2両の機関車のお話です。