EH800-901号機 東福島駅へ | ED91-11の撮影日誌

ED91-11の撮影日誌

宮城県を中心とした鉄道写真の撮影日誌(たまに鉄道以外も?)を公開しています。

以前はED75形式ばかりでしたが、2012年10月から石巻線のDE10形式を中心に撮影です(おかげでイベント列車などそっちのけ(笑))。

本日、EH800-901号機が東仙台信号場から東福島駅へ回送されました。


いまさら説明も不要かと思いますが、EH800-901号機は、2015年度に開業する北海道新幹線(新青森~新函館間)のうち、在来線併用区間となる青函トンネルが25000Vに昇圧することになり、20000Vと25000Vの複電圧に対応するための機関車です。


東芝の出場が去年の12月から延期となり、心配されてましたが、年を明けた1月に無事に出場、仙台にやってきました。


仙台で検査を受けたのち、東福島駅へと回送されましたが、牽引はなんとDE10-1120号機。JRFのDE10が越河峠を越えて自力で福島へ来るのはおそらく何年ぶりのことでしょうか。

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EH800の次位には試験器具などを搭載したコキ106-401が連結されています。

ここまでDE10で来た理由は東福島駅の無架線地帯に一度EH800を引きこむためでした。


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11時にはDE10によって無架線地帯から再び架線下に戻されましたが、一向に動く気配がありません。

代わりに線路上では試験設備の準備などが進められていました。


一度福島駅で昼食を食べてから戻りましたが、まだ動いていませんでした。

そして15時過ぎ、EH800がPanを上げて起動。ヘッドライトを点灯させて試験走行がスタートしました。


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駅構内とは思えない結構なスピードで何度も往復し、時刻にして17時近くまで試験が続けられていました。今後しばらくこの東福島駅で誘導障害などの試験を行い、本線走行に備えるものと思われます。


早く海峡線を走るEH800を撮ってみたいですね。