8月8日に第三回目のカウンセリングを受けてきた。
今回も前回と同じ年配の先生だった。
内容は就職についてどう考えているか。
自分は今大学3年だ。
来年の3月から本格的に就活が始まる。
今のところ公務員志望だが、一般企業もいくつか受けようと考えている。
今まで将来について考えることを避けてきたため、
イマイチ具体的な将来の自分の姿を想像することができない。
公務員といっても役所なのか、警察官なのか、消防なのか、自衛官なのか
全く考えることができない。
先輩には「警察の試験受けるだけ受けてみたら?」と言われた。
そのことをカウンセリングで伝えると、
「それは女性として受けることになるでしょう。それでもいいんですか。」
と言われた。
だから、
「もし警察として就職するときは、試験では身体検査や体力テストもあることですし
カミングアウトせず、就職してから頃合を見計らって話そうと考えています。」
的なことを伝えた。
すると先生は腑に落ちないような顔でなにかメモをしていた。
自分自身、警察や消防などの試験では体力テストがあり、かなり抵抗を感じている。
しかし、就職するためには避けて通れない道なのではないかとも考えている。
まだこれと言って就きたい職業もないため、試験も受けられるだけ受けようと思っている。
そのときのカミングアウトの仕方は、人それぞれであろう。
FTMだから男性として就活するのが当たり前でしょ?
みたいな先生の態度に納得いかなかった。
今回はこれで終了。
次回のカウンセリングは9月の2週目だが、9月の1週目に実家へ帰省する。
この帰省には自分にとっての一大イベント「親へのカミングアウト」が待っている。
もうすでに若干緊張している。
しっかりと話を切り出すことができるだろうか。
落ち着いて伝えることができるだろうか。
親は受け入れてくれるだろうか。
不安でいっぱいである。
しかし、これを乗り越えなければ...
よし!頑張ろう!
自己満報告終了!
