高等学校を卒業していますか?
現在では、たくさんの方が高等学校を卒業していると思いますが、少し前、団塊世代の方ですと、中学を卒業して働いたという方もいらっしゃいますよね。


うちの父親世代では、貧しい家は、中学卒業後は仕事をして兄弟を養うのが当たり前だったようですからね。


さて、私も東京の全日制の普通科を出ていますが、振り返って思い出してみても、中学生のころ、高校を選ぶ際に、それほど選択肢がなかったように思えます。


先生に言われるまま、全日制の一般的な高等学校に進みましたが、良く調べてみると、今は高等学校もいろいろなタイプがあるのですね。


例えば、東京にある学年制の高校もあれば、単位制高校もありますし、単位を取得するシステムも、それぞれ違っていますよね。


勉強をする時間と場所によって、全日制課程、定時制課程、それから、通信制課程の三種類の課程があります。

さらに、学ぶ内容も、普通科や商業科・工業科や農業科などの専門学科、総合学科などがありますよね。
ざっと調べてみてもこれだけの区分があり、全日制で学年制や、全日制の単位制高校など、組み合わせ次第では、数がかなり多くなります。


私が思っている「一般的な高校」というのは、私が通っていた学校と同じ、学年制であり、全日制課程の普通科というイメージです。


実際に、全国で数が一番多いのはこのタイプの高等学校なのです。
ですから、そこに進学することはあまり考えずに決めました。


沢山の学校から選択したわけではなく、成績などを見て、担任の先生がすすめてくれたまま受験をしたわけです。
他にもこんなに高等学校のタイプがあるなんて、大人になるまで知りませんでした。

東京の単位制高校では、全日制の学年制と違って、どの科目を選ぶのか、いつ出席するのか、テストを受ける、受けない、など、選択肢が自分にあります。


また、学業を優先するのか、アルバイトを優先するのか、それも自分で決められます。
これだけ自由な選択が出来るのですが、自己決定は、きちんと卒業できるかどうか、また、卒業までの年数にも関係してきます。


すべて自分で選んでやってきた結果となるわけです。


不登校や、引きこもりになってしまった理由はいろいろあるでしょうが、いつも誰かのせいにして生きてきた生徒の場合、こうした自由の中で、自己選択、自己責任でやってみることも良い経験になることでしょう。


単位制高校は、転入、編入も出来ますから、高校をやり直したいと思っている方にもよい場所だと思います。


自宅で学習するなど、東京にある通信制の単位制高校は、独学な形態ですから、その間に社会性やコミュニケーション能力が付きにくいという心配点もあります。


自分ではとても快適だった場所だとしても、卒業後は、大学に進んだり、社会に出て働いたりしなくてはなりません。


そこで、通信制の単位制高校を選ぶ際は、学習だけではなく同時に社会性も身につけられる、サポート校などがありますし、また、フリースクールなどもあります。


単位制高校ではとりあえず、高校卒業が目標となっていますが、さらに、その先にある、大学進学や、就職などに向けて、サポートしてもらうことも必要だと言われています。

一般の全日制高校と違って、東京にある通信制の単位制高校などは、他の生徒との関係もなく、先生に強要されることもなく、集団指導もないということですから、集団で過ごすことが得意ではない生徒が、マイペースで勉強出来る場所としてとても素晴らしいところだと思います。


それに、特に通信制の場合は、いつでも、どこでも勉強することが出来ますので、アルバイトをしながら、時間を作って勉強することが可能です。


また、単位制高校の特徴は、学習したいと思う科目を自由に選ぶことが出来るということです。
興味がある科目は人によって違うでしょうからね。


それから、前に通っていた学校の修得単位なども生かせるので、残りの単位をとって卒業することも可能です。


入学も随時受け付けているところもありますし、一年に数回、受け付けているところもありますから、思い立ったら入学することが出来るのです。


また、東京の単位制高校は留年制度がありません。


ですから、学習活動は自分が進めていけるペースで行なえますので、3年で卒業することも出来ますし、もっと何年もかけて卒業することも可能です。


このように個人にあわせたペースで、個人を尊重してくれますので、集団生活に疲れて不登校になってしまった生徒にも合っているのではないでしょうか。


一見、ゆるくて楽なようにも聞こえますが、単位制高校のシステムは、考えてみたら卒業できるかどうかは、自分の努力次第、自分との戦いになるわけです。
自分で決定できる自由がありますが、それには責任が伴います。

学生時代に学校に行きたくないと思ったことはありますか?
私も友達との関係で一時的に「学校に行きたくない」と思ったころもありました。
ほとんどの割合の方が経験あることだと思います。


現在では、不登校という形で、それが長引いてしまうケースが増えています。
義務教育ではない高校になると、単位がとれないため、当然、留年になったり中退したりします。

一度、不登校になってしまった子供は、勉強が嫌いというわけではないと思うので、自分に合った学校があれば、また再スタートすることが可能でしょう。


子供たちは、いろいろな可能性を秘めていますし、留年したり中退したりしても、まだまだ将来があるのです。


例えば、不登校の受け入れを実施している、東京の公立高校もあります。
単位制高校と呼ばれているところで、学年制ではないので、留年することもなく、単位が取れたら卒業ということになります。


通信制の単位制高校は、システムの特徴として、校則がないなど、束縛性がないことで、自分の自由な決定が出来る場所です。


ですから、それまで不登校になっていたり、学校に適応できなかったりした生徒であっても、過ごしやすい環境ではないでしょうか。


私もそうですが、普通の全日制の高等学校に進む人がほとんどだったので、こうした東京の単位制高校についての知識は当時からあまりありませんでした。


ですが、その中身を知ってみれば、意外とこういう学校のほうが向いていたのではないかと思う友達もいました。


その友人は、不登校になりながら、なんとかぎりぎり卒業したのですが、きっと辛かったことでしょう。

親の立場としては不登校を続けて、いつか登校してくれる日を待っているよりも、少しでも前に進んでくれたほうが安心できると思います。


東京の単位制高校などへ入学すること、思い切って学校を変えることも選択肢にあります。
単位制高校は全国各地に存在していますので、各学校も特色が違いますから、お子さんにあった単位制高校を選ぶことが出来るでしょう。


通信制の高校は、家庭の事情や、学業不振で転入する場合にも、比較的、入学しやすくマイペースで学習できるので、検討する価値はあります。


インターネットで資料請求できる学校もありますので、現在、不登校の高校生をお持ちの親御さんは、資料だけでも取り寄せてみてはいかがでしょうか。


高校生で不登校になってしまう子供は、友達や先生と上手く行かなかったり、勉強についていけなかったり、進路が不安だったり、それぞれの理由があります。


家にいた方が、自分のスペースで、自分の好きなことを出来るので、不登校から、そのまま引きこもってしまう人も少なくありません。


不登校になりがちな生徒が仲の良い友達のおかげで登校するようになったというケースもありますが、そもそも、友達にウエイトを置いていない子供の場合はこうした効果も期待できません。


それよりは、東京の単位制高校で、マイペースな学習をするほうが向いているといえるでしょう。


不登校でお悩みのお子さんを持つ方は、親の押し付けではなく、単位制高校で卒業するという道もあるということを、是非、教えてあげてほしいと思います。
自分で決めて、自分で進むことが大切なのですから。