混雑した電車やエレベーターなど、人との距離が近い時に特に感じるのが体臭ですが、その中でもわきがは一番きついと思います。
注意深く嗅いでいると肉っぽい感じや鉛筆の芯の様なもの、またスパイシーな印象のものと、さらには具体的に表現できない臭いもあります。わきが自体の臭いに加えて中年男性に比較的多い加齢臭、また女性などでは香水やフレグランス系の柔軟剤の香りなどと混ざり、近くはおろか離れていても厳しい臭いになっている人もいます。
他人なので数分だけ同じ空間を我慢すればいいと思いますし、何より体臭はデリケートな問題なので注意する事もできず、そうなるとその臭いに本人が気づかないまま暮らしてしまう事が考えられます。何か傷つかない方法で本人に伝え、体質改善や施術へと導けるシステムがあればと思います。
体の臭いのレベルを計測できる機器が安価になれば、家などで計測してわきがをはじめ口臭や靴の中の臭いなどを数値化する事が一般的になるかもしれません。
自分の臭いには気づきにくいので、その人も好きでわきがを放置しているわけではありません。学校や企業でも個人特定で責めるような姿勢ではなく、臭いについて授業や研修を開き、わきがだけでなく先に書いた加齢臭、また香水や柔軟剤も使い方によっては「香害」になる事を周知するのも良いのではないでしょうか。
わきがだからと言ってその人が全否定されるわけでもないと言う事をしっかりと考えなければいけないし、それから人の事を臭いと思う時は「もしかしたら自分が臭っている場合もある」という鏡である事を忘れてはいけません。