魔の時間について | 働く39歳(育休中)。我が子との昼寝を目指して第一子育児中

働く39歳(育休中)。我が子との昼寝を目指して第一子育児中

自分が不妊治療をすることになるなんて。自分に悪性腫瘍があるなんて。
そんなまさか続きやったけど、無事に娘が誕生しました。
2022.7 初めての採卵
2022.9 甲状腺乳頭がんのため、甲状腺右葉切除手術
2022.11 初めての胚移植
2023.8 娘が誕生

甲状腺手術のあとに皆さんが言われてる魔の時間は私にももれなくあった。思い出しただけで辛い。

私の場合は実質3時間半、ホンマにホンマに辛かった。



体にチューブがたくさん。

(左手の甲には点滴、右胸あたりに心電図かな?それとドレーン、あとはおしっこの管、右の人差し指には酸素をはかるやつかな?)

酸素マスクもついてるから、仰向けでひたすら我慢。首を動かすのは全く無理。


出来るのは、

足首のストレッチ、手はある程度動かせる。

腰を浮かせるか、膝を曲げる、くらい。

※血栓予防に手足は動かしたほうがいいらしい。



家族には16時45分ごろにラインを送ってたから、スマホは早い段階でゲットできたみたい。でも、どうやって?笑

たぶん、スマホホルダーにつけっぱなしで行ったから、看護師さんにスマホホルダーごと取ってもらったんかな。麻酔から覚めてはいるものの記憶が不鮮明。





目覚めたあとすぐは、枕の高さが合ってないから首が詰まって息苦しいし、オムツやからか熱があるからかとにかく胸から下が暑くて、特にお尻のあたりが暑くて暑くてしょうがなかったし、全体的に不快な感じで寝れんくて時間が経つのが遅くて遅くて遅くて遅くて遅くて遅くて、ホンマに地獄やった。

極め付けにお腹がすいてた。

点滴打ってるからお腹すかんって言ったのだれー?お腹ぺこぺこやで。みんな、普通はお腹すかんもんなん?



目覚めてしばらくして、まずは看護師さんが来て、熱を測ったり点滴の様子を見て、手元にナースコールがあるからなんかあったら呼んでね、と帰って行った。

そのあと執刀医の先生と主治医の先生もそれぞれ来てくれて

無事に終わりましたよ。大丈夫ですか?朝までの我慢ですからね。と。

主治医の先生に、枕の高さが合わなくて苦しいことを伝えたら、枕をはずしてくれた。暑いのも伝えたら、布団をお腹のあたりまで下げてくれた。


ただ、枕がなかったらなかったで低すぎて、首がつらい。←うるさいやつやな笑


ナースコールで来てくれた看護師さんに、薄い枕がないか聞いたけどなくて、熱もあるし氷枕を提案してくれて持ってきてもらう。


その後、首をまったく動かせないまま氷枕の同じところに頭を乗せ続け、後頭部の感覚がなくなった。←マジでうるさい笑





とにかく魔の時間は、永遠にも思える長い時間で、しかも終わり時間がわかってなかったから、朝までこのままなん?拷問…ってなってた。頭おかしくなりそうやった。


時計見て、

「あーまだ17時かー」

目を瞑る。しばらくしてまた時計を見る

「え、今ので2分しか経ってないやん。無理」

目を瞑る。さっきよりは我慢してまた時計を見る。

「え、3分…起床時間まであと○時間…無理無理無理無理…」

を一生繰り返す。

思い出しただけで地獄。




傷口の痛みはなかったけど、全体的に違和感あるし、同じ姿勢からまったく動けんし、寝れんし、ホンマに辛かった。



同じ姿勢で体をまったく動かせないっていうのがここまで辛いとは…

もう2度とごめんだぜ😭




20時に酸素マスクがはずれたあとは少しだけましになったけど、ここからとっても長い夜を過ごしました。続きはそのうち…



最後に、私が見続けた天井をどうぞ


※元気になってから撮った写真