重度障害理由に地元小学校へ通えず、親子が提訴

 

https://news.yahoo.co.jp/feature/871

 

この手のニュースは偶に聞くけど、両親の気持ちも分かるし、両親を批判する人の気持ちも理解できる。

私が小学1年の時クラスに両膝から下が動かない障害者の子と同じクラスだった。

障害者用の杖を両手に持って足を引きずりながら通学していた。

小学1年生の足でも15分もかからない道のりを汗を流しながら1時間以上かけて毎日自分1人の力で通っていた。

時々上級生から「がんばれ!」と声を掛けられニッコリ笑って「うん」と答えてた。

荷物を持ってやることも、一緒に帰ることも「自分で出来るから」と言って拒否してた。

自分のペースに合わせると時間がかかって迷惑になると1年生ながら理解してたんだろうな。

でも夏休みが終わり2学期には、その子はクラスにいなかった。

養護学校へ転校したと担任から聞いた。

肉体的にも精神的にも、健常者と同じ学校生活を送るのは辛かったんだろうな。

普通の小学校に通った1学期の期間の事を、あの子はどう思ってたんだろう?

辛い思い出だけで楽しい思い出はなかったのかな?

大人になった今はどう思ってるのだろう?

両親の普通の学校に通わせたい気持ちはわかるが、子供の気持ちを1番に考えて欲しい。