社会人博士として大学院に通い、博士号を得るためには、
当然に博士号の取得に必要な単位数を集め、博士論文を受理してもらう必要があります。また、博士論文の受理に至るまでには、所定の条件をクリアし、論文の審査を受ける必要があります。
この条件については、大学院や専攻、研究室によって違うものの、
多くは、査読付論文2~3本の実績を求めていたり、査読論文の代わりとして国際学会での発表を認めている大学院もあります。
少しハードルの低いところでは、査読論文の本数に規定を設けていなかったり、紀要やショートペーパーなどを実績としてカウントしている大学院もあります。
私の場合、大学院や専攻としては論文の実績に関して明確な基準は設けていないのですが、研究室の教授の方針として、「3本あれば充分」という趣旨のコメントをもらったことを覚えています。
すなわち、博士課程に入る前から、博士課程でやるべきことは、「査読付論文を3本程度採録させ、それらを個別の章として構成し、大きな傘をかぶせて博士論文を書き上げる」ことだと理解していました。社会人学生として研究に充分な時間が充てられないのであれば、
博士課程に入学する前から、査読論文を書き始める
ことが、効率的に博士号を得る上で、極めて重要になります。
私の場合、教授のコメントとして「査読論文を採録された時期が、博士課程に在籍している時期でなくても構わない」とコメントいただいていたので、素直に作業に入ることができました(まだ3本書けていませんが・・・)。