クリスマスも
あと数時間で終わり。

彼と過ごした日々は
そんなに長くはなかったから
その分イベント事の思い出も
ひとつひとつが色濃く残ってて辛い。

12月に入ってから
私の誕生日とクリスマスと
続いていたので
思い出に押し潰され…

楽しかった思い出が
幸せだった記憶が
寂しさを生み。

辛く苦しくなって
たくさん泣きました。

何年経っても
思い出には勝てないな。









この季節は毎年の事だけど
気持ちが落ちてしまう。

街に流れるクリスマスソングも
街路樹のイルミネーションも
聞きたくもない見たくもない

悲しさと寂しさでいっぱいになる


彼がいなくなってから
綺麗なものが
綺麗だと感じなくなった

彼がいなくなってから
楽しいが何か分からなくなった

彼がいなくなってから
幸せがなくなった

彼がいなくなってから…

失ったものは
彼だけじゃないのかな







『あの日。』
というタイトルのブログ
アメンバー限定で
公開してしまっていたこと
今気づきました…

彼の亡くなり方が
余りにも酷いものだったから

下書きの状態で
記事を置いていたと思ってました。

読んでしまった方
本当に申し訳ございませんでした。
2000年9月30日

彼から
「付き合って下さい。」

もちろん
「はい」
とお返事して
交際が始まりました。


このやりとりが
9月30日の夜中に始まり
気付けば日付が変わり
10月1日になっていました。

なので
「付き合った日はいつ?」
という話になると

『私は9月30日』
『彼は10月1日』

と意見は分かれ
どちらも譲らず。

結局2日とも
記念日にして

『記念日が
2日あるのもいいね』
って2人で笑ってた。


彼がいなくなってからは
毎年9月30日に
小さなケーキを買って
1人でお祝いしています。


もちろん明日
10月1日も心の中で
『おめでとう』
彼とは一緒に生活をして
結婚の約束もしてたけど

まだ入籍していなかったから
本当は『遺族』じゃありません。

『遺族』未満。

私の中では家族だと
思ってきたけれど
それはそれ。

やっぱり
入籍もしていないのに
『遺族』という言葉を
使っちゃだめだよね。


何だか宙ぶらりんで寂しい。




バツイチで3歳の娘がいた私。
彼との結婚に慎重になりすぎてた。

彼と出会ってから
1週間くらいたった頃だったかな。
彼が私の前で土下座しはじめて
しかもすごい泣いてて…

「ごめん。ずっと隠してたことあるねん…」
って言いだして。

こっちからしたら
土下座してるし泣いてるしで
よっぽどの事なんだろなって思って
一旦気持ち落ち着かせて覚悟決めて

「何を隠してたん…?」
こわごわ聞いてみる

すると、彼
「借金あるねん…50万くらい…。
嫌われるの怖くて
言い出せんかった…」と。

『それだけ!?』

「そんなんで嫌いならんし。
お金も一緒に返していったらいいやん?
なんで泣くのん?」


もっと凄いの出てくると構えてたので
拍子抜けというか
とりあえず安心しました。

※借金は良くないけどね

泣いてる彼の頭をナデナデする娘。
もらい泣きしだして
2人で一緒に泣いてたな…


そしてこの日
"借金を全て返済して
100万円貯まったら結婚しよう"

と私が提案。

結婚を急いでた彼
ぺこっと凹んでました。




こんな提案せずに
もっと早く結婚してたら良かった…