顔面部に微弱な電気を流す体験 | セントラルたなか鍼灸院

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こんにちは。セントラルたなか鍼灸院の古田です。今日はL FP−2000eという治療機器についてご紹介します。

 

11月4日のイベントにおいて、美顔鍼の施術のメニュー中の1つとなっており(顔面部に微弱な電気を流す体験)、様々な使い方ができる優れモノです。

 

普段当院では急性症状を有する際や、鍼の刺激が苦手だけど今ある辛さを何とかしたい、という時や早期回復させていく必要がある際に使用しています。周波数の切り替えができるので、施術時の「隠し味」として、とても重宝しています。

 

美顔鍼の施術においてもこの機器の有効性が示されています。当院にて約数名の患者様にモニターになって頂き、約1週間に1回の通院を目安にしながら4〜5回のL FP−2000eを使用した美顔鍼の施術をお願いしました。その結果をご覧ください。

        40代 女性

  お悩み 二重あご、脂性肌、シミ

 

        50代 女性

    お悩み シミ、頬のたるみ

 

施術は1回のみ

       (施術は1回のみ)     

      80代  女性

 お悩み 顔面全体のたるみ、口元のシワ

 

それぞれ、頬や額周囲の血流を良くする事を目的として実施しました。上記2名の方は数回の施術後、「Aft e r」において頬の部位がリフトアップされている事が確認できます。一番下の方は1回のみの施術でしたが直後に変化が出てきました。

冒頭でも触れましたがL FP−2000eは周波数の切り替えができ、この施術においては「高周波」モードで1部位につき、約2分間通電しました。電流量を示すm A(ミリアンペア)も患者様の声を聞きながら細かい調整が可能です。よってこの機器は「短時間で、痛みや違和感を感じにくい」、そして鍼に苦手意識をお持ちの方でも抵抗少なく受けて頂けるかと考えています。

 

では、この高周波とはどのようなものなのかと言うと周波数が高いので身体組織まで深く浸透し、通電した部位周囲にある血管を拡張させて血流を促進します。よって範囲が広い症状や腰痛、肩の辛さ、急性の足首の捻挫などにも有効です。これに対して、周波数が低いものを「低周波」と言います。低周波は筋肉を直接動かす事ができます。それによって表面の筋肉をピクピクした刺激を与えながらほぐしていく効果があります。

 

顔には「表情筋」と「深層筋」があり、深層筋が前者の表情筋をささえてくれています。深層筋は血液からの栄養分を運び、老廃物を取り除くポンプ作用があります。よって深層部分が衰えると、表情筋を支えられなくなり、ほうれい線やたるみの原因になりやすいです。また、私達日本人は普段使っている表情筋の割合が全体のたった20%と言われています(欧米国の方は平均50〜60%)。それだけ表情が乏しいと言う事が分かってきています。

 

皆さん、毎日を楽しく、表情豊かに過ごしてみませんか?表情が変わってくる事が実感できれば見える世界が変化してくるのではないでしょうか。顔面部へ施術をする事はすなわち、脳へも刺激を送る事に繋がります。脳が活性化されると記憶力や考え方にも良い影響が出てくると考えています。腰や肩など身体の不快症状をお持ちの方には痛みや辛さの悪循環を早く回復できる方向に変えてくれます。私達が普段施術させて頂く際には患者様のそういった所まで意識しながら診させて頂いています。

 

今日も感謝の心を忘れず皆さんに貢献致します。