幸福実現党ならばこうする -7ページ目

幸福実現党ならばこうする

Youtubeチャンネル【及川幸久−BREAKING−】の世界の政治経済の解説をメインに文字起こしするブログです。



今日のテーマは【ロシアがウクライナ東部ドバンスク2州独立承認 プーチンの真意とは】ということで、お送りいたします。


今日は、この【ウクライナ危機の最新情報】なんですが、大きな展開がありました。プーチン大統領がついにこの《ドバンスクの2つの州、ロシア住民が住んでいる2つの州の独立を承認した》ということが起きたわけですね。


これで今、世界中がもう大騒ぎになっておりまして、本当はこの件についての動画を、昨日2月22日の夜中にはアップする予定だったんですが、なかなかこの情報を調べていて、所謂この【プーチンの真意】ですね。ここがなかなか掴みきれなかったので、22日の段階で動画が完成できませんでした。


今、23日の朝なんですけど、やっとこの動画をアップすることにしました。まだ情報が十分得ていません。現時点での…現時点での情報を皆様にお伝えしようという風に考えております。


🟥【ドンバス地方って一体なんなんだ⁉️】って話になると思うので、分からないという方は、このチャンネルの過去の動画を観てください。過去の動画でいくつか、このウクライナについて取り上げています。基礎的なところはそこで取り上げていますので、ご覧頂ければ有り難いです。


一応、地図だけ出しておくと、この色の薄い方がウクライナですよね。こっち(右下)にあるのかロシアです。


ウクライナの国の中なんですが、そこに、ドンバス地方っていうのがあって、2つの州があるんです。ドバンスクとドネスクという2つの州があって、この2つの州はロシア人の州なんですよね。ロシア人が住んでいるところなんです。


その《ドバンスク地方の2つの州とウクライナとの境界線、ここでずーっと戦闘が起きている》と、これが問題なんです。



4:30🟥【本題】にいきます。

《プーチンがこのドバンスク2州の独立を承認》したんですね。実は「承認しない」って言ってたんですよ。しないって言ってたのが、もう結局、承認するということになったんでその後大変です。


🔸【欧米は失望】ということで、【制裁準備】。ロシアに対しての制裁を準備すると。 

🔸ドイツはノルドストリーム2で、これからロシアからの天然ガスを供給してもらうはずだったんですが、それの検査しているところだったんですけど、やめると。


🔸ブリンケン・アメリカ国務長官はロシアの外務省の外務大臣との会談が予定されたんですが、それを急きょキャンセル。

🔸イギリスはロシアの企業の銀行取引を停止。そういう制裁の準備。


など、アメリカ、ヨーロッパ各国が、『プーチンの暴挙』だと。この『ウクライナという他の国の一地方に過ぎない場所が、いくら自分たちが「独立したい」と言っているからといって、それを勝手に承認して独立を承認する?そこにきっと軍隊をロシアの軍隊を入れて軍事的に領地を取るんだろう』ということで、『これは暴挙である』ということで、みんな怒ってるわけですよ。


このチャンネル、この動画ではちょっと冷静に…冷静に《何が起きてるか》というのを観てみたいと思います。



5:53🟥2月22日です。

1️⃣ロシアの下院議会がこのドネツクとルガンスクの両共和国→自ら共和国という風にもう言っています。

➡︎この《共和国との友好条約の批准》をしました。

➡︎これが国家承認に当たるわけですね。

これを以て【ロシアはこの両国にロシア軍の軍事基地を作れる】ということを意味します。


2️⃣それからロシアの今度は上院議会上院がですね、【プーチン大統領にロシア軍の海外派遣の権限を認可】しました。海外派遣というのは、つまりこの両国→ドネツク・ルガンスクという両方まとめて【ドガンスク地方】という訳ですけど、この両共和国にロシア軍を送れると、そういう権限を議会が正式に認めたという事です。


🟥このロシア軍なんですが、プーチン大統領は、このドネツク・ルガンスクの両国に軍隊を送る意志を固めています。それについてこう言っています。

『これは平和維持軍である』と。

平和維持軍というのは国連の平和維持軍でありますね。『紛争地域に国連の平和維持軍が入っていく』『これと同じ意味であって、決して侵略のための軍隊ではないんだ』ということを言っています。


欧米は信じていません。国際社会はこの言葉を信じていない。『平和維持軍?本当か?』っていう風にみんな言っています。ただ事実としてプーチン大統領はそう呼んでいるのは事実です。


🔹というのはウクライナ軍が→ウクライナの方の正規軍です。➡ウクライナ軍がこの【ミンスク合意】(→過去の動画を見てください)に違反して『ドンバス分離派』に対して武力攻撃を続けているから。これが今起きてることなんですよね。


🔹最初にちょっとお見せした地図で"ここ"をこのウクライナ、そしてウクライナの一部であるドンバス地方。この境界線。

👉この両自治国はもう独立を宣言してるわけです。

👉この境界線でずっと戦争が起きてたわけです。内戦です。国の中は内戦が起きてたわけです。


🔹その内戦を停戦すると決めたのが【ミンスク合意】それに1回ウクライナは合意しているわけです。署名している。《しかしその履行をしないで内戦を続けていたのはウクライナ軍の方です。》これは事実ですね。

➡それが今だに続いているのでロシア軍がここに入ってこのロシア住民を守る。これが平和維持軍という意味です。


➡これを国際社会は信じていません。信じていないんですが、ロシア側、プーチンはそう言っているということをまず確認します。


🟥その上でじゃあこの当事者のウクライナは何て言ってるか?ウクライナの大統領は昨日の2月22日『ウクライナはロシアとの断交を検討した』と。検討しているということをこのゼレンスキー大統領が記者会見で言っています。『ロシアとの断交を検討』です。あくまでも検討です。


ゼレンスキー大統領が自国の政府の外務省からロシアとの断交すべきであるという提案があったので検討しますというふうに一応言ってるんです。


➡しかし、どうもこのゼレンスキー大統領自身はそう思ってないようなんですよね


・もちろんそんなことしたらウクライナ自身が経済的に食っていけなくなっちゃうので。その分、欧米が食わしてくれるはずがないので。だから非現実的な話なんですが。


・じゃあゼレンスキー大統領は何を言ってるのか?

こう言っています。これは《ロシアトゥデー》というロシアのメディアです。

『プーチンのドンバス承認に対して、ゼレンスキーは軍の派遣ではなく対話へ』ということで、ちょっと【ニュアンスが違う】んですよね。


・ニュアンスが違うっていうのは日本のメディアや欧米のメディアが言ってるニュアンスとちょっと違うんですね。


・どういうことかというと

ゼレンスキー大統領はプーチンがドンバス地方→自分の国の2つの州の独立を認めた。そこに軍隊まで送るって言ってるわけですよ。


・普通だったら『じゃあもうこれはウクライナ軍をそこに総動員すると。この総動員というのが、当時起きて当然なわけです。しかしゼレンスキー大統領は記者会見で『軍の派遣、総動員はやらない』って言いました。そうじゃなくて『プーチン大統領と対話したい』と言ってるんですよ。→ここに多分この人の《真意》があるんじゃないかなと思うんです。


11:15🟥次にプーチン大統領側は何と言っているのか⁉️👉2月22日のこれはタス通信です。ロシアの通信。タス通信(Tass)の方が一番詳しく出ています笑。もう、アメリカとかヨーロッパのメディアは、もう全然詳しく出てないので笑。ましてや日本メディアも全然わかってない…わかってないってか、全然詳しくないので。


🟥《タス通信》でやっとわかってきました。

こういうことらしいんです。『ミンスク合意はもはや存在しない』とプーチンが記者会見で言いました。


『【ミンスク合意】→停戦合意ですね。停戦をウクライナでの内戦でロシア系住民がウクライナ軍から攻撃を受けている。これを『停戦する』と、ミンスク合意で決めたのに、しかしそのミンスク合意がもはや存在してないよ』というふうにプーチンが言った。


何のことかというと詳しくはこういうことです。

🟧『ウクライナ政府は公式に「ミンスク合意は履行しない」と言っている。ミンスク合意が履行されない状況でドンバスのロシア人たちがジェノサイドにあっているのをロシアは何もせずにいることはできない。これがロシアがドンバスを承認しなければならなかった理由だ』という風に言っています。

これはあくまでもロシア側プーチン側の論理なんですが、事実としてこう言っているので確認しておきたいです。ここに《ジェノサイド》という言葉があるんですけど、《ジェノサイド》ウイグルでジェノサイが起きてるって言うのでこの言葉が有名になっていますが、実はジェノサイドがここでも起きてるんですね。


🟧実はずいぶん前から言われている話なんです。ウクライナの正規軍がウクライナの政府軍が、このドンバス地方のロシア人を虐殺している。みな殺しにしようとしていると。これジェノサイドなんです。でこれが起きてるんだと。


🟧これ2014年ぐらいからずーっと言われてるんです。『でもこれはプーチンのロシア側のプロパガンダであって嘘なんだ。そんな事は起きてないんだ、嘘なんだ』っていうふうにアメリカとか西側のメディアは否定しています。だから真意は、"今のところ分からない"と言っておきます。一応こういう言葉が出てるということです。


さらにプーチンの記者会見では『クライナの政府高官は公式にミンスク合意の履行を否定した。我々はドンバスに住む400万近い人々のジェノサイドが続くのを、ただ待っていろというのか?それは無理だ。もうこれ以上耐えられない』こうプーチンが言っています。



さらに『ミンスク合意は昨日のドンバス承認のずっと前に破棄されていたんだ』と。プーチンから言わせると、自分は昨日2月の21日にこのドンバス承認というのを確かに決めた。『しかしウクライナの方はどうだ?と。ウクライナの方はこのミンスク合意・停戦合意をその遥か前に破棄してるじゃないかと。『破棄したのはロシアではない。ドンバスでもない。キエフの現在の権力者たちだ』とこういっています。



14:44キエフっていうのはウクライナ政府ですね。このウクライナ政府のトップがゼレンスキー大統領。しかしどうもこの[ウクライナ政府の中のディープ・ステート]に《怪しい連中》がいるみたいなんですよ。どうも『そこがいろいろ進めているんだ』ということで、このプーチン自身はゼレンスキーを名指しで批判してないんですよ。このキエフのウクライナ政府のディープステートを批判しているという風に聞こえます。ここまでがこのロシア側から見た今何が起きているかっていうこの現状です。


🟥なぜプーチンがこのドンバスの2つの州を承認したのか?それによって欧米からものすごい批判を受けて、経済制裁を受けて、ロシアにとって良いことは何もないはずなのに。何もないはずなのに何故これをやったのか⁉️→それは欧米のメディアが言うようにプーチンという男が貪欲な男で、他州を、他の国をどんどんどんどん取り込んでいきたい、昔のソ連を復活させたいと、そういう現代のヒットラーみたいな奴なんだと、それが理由なんだっていうことではなさそうです。

そうではなくて、今ご紹介したように《ジェノサイド》に本当の理由があるんだっていうのがプーチンの真意ではないと言うそういうことをご紹介しました。


🟥最後にもいてっこれはと楽さんです。トランプ前大統領が、このことについて実に興味深いことを言っています。


『バイデンがウクライナ問題を正しく対応していればこんな混乱は起きていない。私はプーチンのことをよく分かっている。トランプ政権だったら彼はこんなことを絶対にやらないだろう。ロシアはバイデン政権になって大金持ちになったんだ。原油価格は2倍になり、もうすぐ3倍から4倍になる』ってこういう風に言ってるんですけど、



🔹要は今起きていることのもう一つの側面は、《原油価格》が上がっているということなんです。ウクライナ危機によって原油価格がどんどん上がっている。今90ドル台をどんどん上がって、このままでいくと100ドルを超えます。もしかしたら120ドルぐらいになるかもしれない、ということは確かにトランプ政権の時の2倍、これから3倍もしくは4倍になるかもしれない。


🔹こうなって困るのはアメリカの普通の市民です。ガソリン代とかいろんなものが高くなってインフレが《バイデンフレーション》と言われるインフレが、どんどん進んでしまう。ロシアはこれによってリッチになるということをトランプさんは指摘しています。


で、バイデン自身のハンドリングが間違ってるんだってことを指摘してるんですが、これはその通りではないでしょうか。


🟥最後に一点ご紹介してしたいことがあるんですけど、Youtubeでは言えない話で、このチャンネルの存続にも関わるのではっきり言えないルートも大変申し訳ないんですが、今日《2月23日の日本経済新聞に1面を使った全面広告》が出ています。例の注射(👉ワクチン)に関しての意見広告です。ご関心のある方はチェックしてみてください。➡

本日令和4年2月23日「意見広告」全国紙初掲載




今日はここまでです。ご視聴誠にありがとうございました。