ここ数年、ずっともやもやしていた事を。
現代劇に未来はあるのか?という事。
あえて新劇という言葉は使いません。現代劇で。
数日前、そのもやもやの原因が少し分かり、がっかりするやらすっきりするやら、です。
「伝承」
これが現代劇の世界には無い。それが未来を奪うのではないか…
新しい事を、他人と違う事を…こればかりを追求して、真似て伝えることはあり得ないという風潮。これがまわりまわって巡り巡って、未来を奪ってしまうのではないか……
根拠などまったく無し。頭の中で、ぴぴぴと繋がった感覚。
ある芝居を観て、心のいや、身体の底からそのように思ったのです。
そんなことを考えながら、明日、歌舞伎座に行ってきます。