今日は、1月28日火曜日です。


【2025年1月27日月曜日】

恐怖のマンデー

【Deepseekショック】

米国AI株が急落しました。

《日本市場》《米国市場》
《為替相場》

一時153円台⇒154円台半ば


日経平均、DeepSeekが半導体株の重荷に

(先読み株式相場):日本経済新聞

2025年1月28日の東京株式市場で

日経平均株価は続落しそうだ。

前日の米ハイテク株安を受けた売りが、

値がさの半導体関連を中心に先行するだろう。

外国為替市場での円高・ドル安の進行も投資家心理の重荷となる。

日経平均の下値めどは

前日終値(3万9565円)より500円あまり安い3万9000円近辺となる。

27日の米株式市場で、

ハイテク株比率が高い

ナスダック総合株価指数は前週末比3.06%安で引けた。

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOFL27BDU0X20C25A1000000/

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 (更新)】


《DeepSeekショック、米AI株が急落》 

NVIDIA17%下落 

(by日本経済新聞)

【ニューヨーク=竹内弘文】

中国の人工知能(AI)企業であるDeepSeek(ディープシーク)が低コスト生成AIモデルを開発したことを受け、米金融市場が揺れている。AI半導体大手エヌビディアの株価は27日に17%安となった。1日の下落率として新型コロナウイルス禍の感染拡大初期である2020年3月中旬以来、約5年ぶりの大きさを記録した。

ナスダック総合、1カ月ぶり下落率

AI関連は総じて大幅安となった。アルファベットは4%安、マイクロソフトも2%安で引けた。米半導体大手ブロードコムは17%安、ナスダック上場の英半導体設計アーム・ホールディングスも1割下落した。


ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は3%下落し、約1カ月ぶりの下落率となった。ナスダック上場企業全体では27日に時価総額が1兆ドル(約154兆円)以上消失した。エヌビディアだけでみても時価総額が約5900億ドル減少。米ブルームバーグ通信によると単一銘柄の1日の時価総額減少額として史上最大という。


米電力大手コンステレーション・エナジーも株価が2割強下げるなど、幅広い銘柄に売りが広がった。同社は、原子力発電所の発電能力をデータセンター向けに長期提供すると発表し、AI関連銘柄の一角としてこれまで買われてきた。


欧州市場でも売りが及ぶ。オランダの半導体製造装置大手ASMLホールディング株は7%安となり、ドイツの発送電設備シーメンス・エナジーは20%安と急落した。


ディープシークのアプリは、アップルの米国アプリストアでダウンロード数(無料アプリ部門)首位を獲得した。モデル開発にかかった費用は約560万ドル(約8億6000万円)と主張している。事実なら、AI開発に米テック大手が投じてきた巨額投資の根拠が揺らぐ。 


「ディープシークのR1(生成AIモデル)はAI版の『スプートニク・モーメント』だ」。米有力ベンチャーキャピタル、アンドリーセン・ホロウィッツ(a16z)のパートナー、マーク・アンドリーセン氏は26日、X(旧ツイッター)に投稿。初の人工衛星打ち上げでソ連に先行された米国が味わったショックに例えた。


大手テック銘柄で明暗分かれる

トランプ米大統領が就任翌日21日にソフトバンクグループ(SBG)やオープンAIなどと共同で発表した大型AI開発計画「スターゲート」に対する期待感から、エヌビディアなどAI関連銘柄は前週に大幅上昇していた。27日の急落は前週の大幅高を打ち消した。


22年にオープンAIが対話型AI「Chat(チャット)GPT」を公開して以来、米企業が先行してきたAI関連の技術優位性は、他を圧倒する米国株のパフォーマンスや米国経済の底堅さにつながっていた。低コストかつ高性能な生成AIモデルが中国などから容易に生まれるようなら、米市場にマネーを注いできた投資家の評価も修正を迫られる。


米運用会社ダルトン・インベストメンツのポートフォリオマネジャー、オーウェンズ・ファン氏は「米政府が課す中国向けの技術輸出制限に挑戦するものであり、AI半導体の供給網の要であるエヌビディアなどに対する(米政府の)監視が厳しくなる可能性がある」と指摘する。


ただ、既存技術を基盤にオープンソース型として開発された低コストのAIモデル登場はAIの採用・普及を加速させ「エヌビディアなどのAI半導体の需要はむしろ世界的に高まっていく」ともいえるという。


ディープシークの衝撃はAI関連企業の中で勝者と敗者を分ける可能性がある。米運用会社ギャベリー・ファンズのテックアナリスト、槙野竜太氏は「コスト抑制や参入障壁の低下でAI関連企業への投資は加速していく可能性がある」とみていた。顧客企業へのAIモデルの導入を手掛けるセールスフォースは27日、株価が4%高となった。


アップル株は3%高になるなど巨大テックの中で買われた銘柄もあった。ディープシークは高性能なAIモデルのR1に加え、計算処理能力が高くない端末でも実行できる小型軽量版も公表した。「生成AIの小型モデルがうまく機能すればスマートフォンにプラスになる可能性がある」(米ジェフリーズ)との受け止めがある。


メタの株価も2%高となった。ディープシークと同じくオープンソース型のAIを提供しており、低コストのAIモデルの投入期待などが株価を支えたもようだ。


生成AIの基盤となる大規模言語モデル(LLM)は「最終的にコモディティー(差別化できない汎用品)になり、オープンAIや米アンソロピックが競争上、打撃を受ける」(ダルトンのファン氏)との声がある。オープンAIやアンソロピックは非上場だが、マイクロソフトやアマゾン・ドット・コムなどテック大手の出資を受けている。

リスク回避の米国債買い、円一時153円台後半に上昇

今週はテック大手の決算発表が集中する。29日にはマイクロソフトやメタが24年10〜12月期決算を発表する予定だ。低コストのAIモデル登場が中長期の業績に与える影響について「両社がどのような説明をするのか関心を持ってみている」とギャベリーの槙野氏は話した。


投資家心理の軟化に伴い、米債券市場では金利が大幅に低下(債券価格は上昇)した。リスク資産の株式から安全資産の米国債に資金を移す動きが広がり、長期金利の指標となる10年物国債利回りは一時、約1カ月ぶりに4.5%を割り込んだ。


日米金利差が縮小したことで円も買われた。ニューヨーク為替市場で円は対ドルで一時、1ドル=153円71銭と、24年12月中旬以来の円高・ドル安水準をつけた。

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配信


米国株式市場・午前=ナスダック・S&P急落、

ハイテク株売られる(ロイター)


米国株式市場で、
S&P総合500種とナスダック総合が急落
している。

#Yahooニュース
https://news.yahoo.co.jp/articles/5d0757befb0d35ef9590abb42989ee6825cdb917?source=sns&dv=sp&mid=other&date=20250128&ctg=bus&bt=tw_up



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 (更新)】


米ナスダック3%安、中国AI警戒 

NYダウ反発289ドル高 - 日本経済新聞


【NQNニューヨーク=稲場三奈】

2025年1月27日の米株式市場でダウ工業株30種平均は反発し、前週末比289ドル33セント(0.65%)高の4万4713ドル58セントで終えた。中国企業が開発した生成人工知能(AI)の台頭で、米国のAI産業の脅威になるとの懸念が拡大し、半導体関連やAI関連株が売られた半面、ディフェンシブ株を中心に買いが入り、指数を押し上げた。


ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は大幅に続落した。前週末比612.467ポイント(3.06%)安の1万9341.834(速報値)で終えた。一日の下落率は24年12月中旬以来の大きさとなった。ブロードコムが17.3%安と下げが目立った。アプライドマテリアルズマイクロン・テクノロジーパランティア・テクノロジーズも大幅安となった。


中国のAI開発企業、DeepSeek(ディープシーク)は低コストで高性能AIを開発しており、米国のAI開発の優位性を揺るがしかねないとの見方につながった。これまでに米オープンAIの「GPT-4o」に相当するモデルを発表しているほか、20日には新モデルを発表した。27日にはアップルのアプリストアの無料アプリランキングで2位のチャットGPTを抑えて首位に立った。


ディープシークの台頭による競争激化が意識され、半導体関連やハイパースケーラー(大規模クラウド事業者)に売りが膨らんだ。エヌビディアは前日比16.9%安で終え、一日の下落率としては2020年3月中旬以来の大きさとなった。時価総額は約6000億ドル減り2兆9000億ドルとなった。マイクロソフトも売られた。


もっとも、市場では「中国のAIを巡っては不確実な点が多く、これまで大きく上昇してきた関連銘柄への調整の売りが出たにすぎない」(Bライリーのアート・ホーガン氏)との声も聞かれた。


ディフェンシブ株や消費関連株の一角に買いが入り、相場の支えとなった。「トランプ米大統領が26日に南米コロンビアに対する関税引き上げの方針を撤回したことが追い風となった」(インタラクティブ・ブローカーズのホセ・トーレス氏)との見方もあった。今週は米連邦公開市場委員会(FOMC)や大手ハイテク企業による決算発表があり、内容を見極めたい雰囲気もあった。


個別では、ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)やトラベラーズ、アムジェンが高かった。

低コストモデルがAI事業に貢献するとの見方から、

アップルも買われた。

セールスフォースウォルマート、ナイキ

にも買いが集まった。

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOFL2800I0Y5A120C2000000/


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 (更新)】

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