【2024年10月16日】
日本市場と米国市場
NYダウ終値、337ドル高の4万3077ドル…先行き期待感から2営業日ぶり最高値
【ニューヨーク=小林泰裕】
10月16日のニューヨーク株式市場で、
米景気の先行きへの期待感からダウ平均株価(30種)は上昇した。
終値は前日比337・28ドル高の4万3077・70ドルとなり、2営業日ぶりに過去最高値を更新した。
ダウ平均の構成銘柄ではないが、金融大手モルガン・スタンレーが市場予想を上回る決算を発表したことを受け、米景気への懸念が和らいだ。クレジットカード大手ビザや医療保険大手ユナイテッドヘルス・グループなどの銘柄が値上がりした。
IT企業の銘柄が多いナスダック総合指数の終値は51・49ポイント高の1万8367・08だった。半導体大手エヌビディアなどが買われた。
#Yahooニュース
https://news.yahoo.co.jp/articles/9da8e8d56c2639799f1b183bc10e95dce87e2398?source=sns&dv=sp&mid=other&date=20241017&ctg=bus&bt=tw_up
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10/17 05:38 配信
NY株式:NYダウは337ドル高、
半導体の回復で投資家心理が改善
米国株式市場は反発。
ダウ平均は337.28ドル高の43,077.70ドル、
ナスダックは51.49ポイント高の18,367.08
で取引を終了した。
半導体セクターへの懸念がくすぶり、
寄り付き後、下落。
その後、
航空会社、金融の好決算を好感した買いや
半導体エヌビディア(NVDA)が買われ、
投資家心理の改善で、上昇に転じた。
ソフトランディング期待も手伝いダウは一段高。
長期金利の低下も支援し、ナスダックも底堅く推移し、終盤にかけ相場は上げ幅を拡大し、終了した。
セクター別では、
半導体・同製造装置が上昇した一方で、
家庭・パーソナル用品が下落。
金融のモルガンスタンレー(MS)は
第3四半期決算でトレーディングと
投資銀業務が好調で32%増益を計上し、大幅高。
ネットワーク機器メーカーの
シスコ・システムズ(CSCO)は
アナリストが投資判断を引き上げ、上昇した。
ヘルスケア製品メーカーの
アボットラボラトリーズ(ABT)は
第3四半期決算で医療機器の売り上げの伸びが強く、
業績見通しを引き上げ、上昇。
半導体のエヌビディア(NVDA)は
安値から押し目買い意欲強く、
さらに、
同業の台湾積体電路製造(TSMC)決算発表を控え
良好な内容を期待した買いも支援し上昇。
化粧品メーカーのエスティローダー(EL)は
アナリストの投資判断引き下げで下落。
製薬会社のノババックス(NVAX)は
開発中の新型コロナと
インフルエンザの混合ワクチン、
および、インフルエンザワクチンを巡る治験で
食品医薬品局(FDA)から差し止め指示がでたことを明らかにし、下落。
貨物輸送会社のCSX(CSX)は
取引終了後に決算を発表し1株利益が予想を下回り、
時間外取引で売られている。
(Horiko Capital Management LLC)《ST》
byフィスコ