"金小売価格が最高値を更新…

1gあたり2万4861円 

円安進行など背景に上昇傾向続く"

https://l.smartnews.com/m-6PjEoh0c/fIPQqk


国内の金価格の指標とされる

田中貴金属工業の店頭小売価格は、

2025年12月23日午前9時30分時点で

1gあたり2万4861円となり、最高値を更新した。


先週の日銀の植田総裁の会見以降、

円安が進行していることなどで

円建ての金価格の上昇傾向が続いている。


byフジテレビ,経済部

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Jennifer Sor原文](翻訳・編集:井上俊彦)


"ゴールド(金)とシルバー(銀)が史上最高値を更新した理由と2026年の見通し"

https://l.smartnews.com/m-6PkZ7tWo/yHxHi6


ゴールド(金)とシルバー(銀)が高騰している。
ゴールド(金)とシルバー(銀)が高騰している。
Arko Datta/Reuters

  • ゴールド(金)とシルバー(銀)が過去最高値を更新した。コッパー(銅)も新たな高値に跳ね上がった。
  • 金と銀の最近の上昇は、マクロ経済と地政学的な動きが複合的に作用した結果だ。
  • 銀や金と連動する銅は、AIブームへの投資対象としても見られている。

2025年は金属市場にとって激動の年であり、

その動きは

12月22日の

ゴールド(金)・シルバー(銀)・コッパー(銅)

の新たな高値更新で継続している。


3つの金属とも、

ホリデーウイークの初日に急騰し、

投資家が安全資産を求め、

さらなる利下げを予想し、

最も高価なハイテク株以外の

AI(人工知能)関連投資を探す中で、

今年の大幅なリターンが確実視される状況だ。


アメリカ人は、

ほとんど金(ゴールド)を所有していない。

つまり、金価格は

さらに上昇する可能性があると

ゴールドマンは言う | Business Insider Japan



ゴールドの価格は1.5%超上昇し、

史上初めて1オンス4450ドルを突破した。

年初来の上昇率は67%に達し、

1979年以来の年間最高上昇率を記録する見込みだ。


シルバー価格は2%上昇し、

1オンスあたり69ドルの過去最高値を記録した。

年初来の上昇率は130%に達し、

1979年以来の最高の

年間パフォーマンスとなる見込みだ。


銅は1%上昇し、

トン当たり1万2000ドル近くで取引され、

過去最高値を更新した。


ロゼンバーグ・リサーチの分析によれば、

銅は年初来40%上昇しており、

世界金融危機以降で

最高のリターンを記録している。


ゴールドとシルバーの値動きは、

トレーダーが2026年以降の

追加利下げを予想して賭けに出た結果だ。


金利低下は

債券や貯蓄・マネーマーケットファンドの

現金利回りを押し下げ、

ゴールドの魅力を高める。


投資家は概ね、

アメリカ連邦準備制度理事会(FRB)が

1月の政策会合で

金利を据え置くと予想している。


しかし

シカゴ・マーカンタイル取引所(CME)の

FedWatchツールによれば、

3月に金利が引き下げられる確率は

現在54%前後で推移している。


「FRBの金融緩和が緩やかになればなるほど、

米ドルは価値を下げることになる。

そうなればなるほど、

ゴールドのような実物資産の価値は高まる」と、

B.ライリー・ウェルス・マネジメント

(B. Riley Wealth Management)の

チーフ・マーケット・ストラテジスト、

アート・ホーガン(Art Hogan)は

Business Insiderに語った。


FRBが早期に利下げを行い、

それがインフレをさらに煽るリスクも、

2つの金属の魅力に拍車をかけている

可能性が高い。


週末の地政学的なニュースも

投資家を安全資産へと戻した。


アメリカが

ベネズエラ産原油の輸送に対する

攻撃を強化したことで、

より深刻な紛争への懸念が高まり、

原油価格が押し上げられた。


一方、

銅は他の2つの貴金属と連動して動く傾向

があるとホーガンは付け加え、

銅が最近の史上最高値更新の動きに追いついた

理由を説明した。


銅と銀は、

データセンターや電化における役割から、

AI関連取引の主要構成要素とも見られている。


両金属は供給圧力に直面しており、

これが価格を押し上げている。


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2025年12月23日火曜日