いつもありがとうございます、宇都宮です♡⃛◟( ˊ̱˂˃ˋ̱ )◞⸜₍ ˍ́˱˲ˍ̀ ₎⸝◟( ˊ̱˂˃ˋ̱ )◞♡⃛
やっぱり患者さんの肌を触って、はりやお灸などをさせてもらうのがとても楽しくて、また当分できなくなるのかなと思うとなんだかとっても寂しくなってしまいます(๑・౩・๑)ノ
さて!
前回のブログで少し出てきた「シャント
」の手術の経験談?みたいなのを書きたいと思います

これから「内シャント造設術」の手術を受ける方の参考になればと思うのですが、ちょっと痛そうな話も出てくるので、そうゆうのが苦手な方は読まない方がいいかもしれません。
痛そうな話に入る前に少し行間を空けるので、ここから少しはそんなに痛い話はないです。
行間が空いたら要注意です!!笑
「シャント」。。。正式には「内シャント」と、いうみたいです。
「シャント」を説明する前に説明しておかないといけないのが、腎臓の働きと「血液透析」いわゆる人工透析や透析と呼ばれるものです。
よくおじいちゃんとかが、週に何回も1回何時間もせなあかん~と言っているやつです。
腎臓は、血液から、体で作られたいらないものを水分と一緒に膀胱へ送り、体に必要なものを血液に戻す役割をしています。
でも、腎臓が悪い人は、その役割がバカになっているので血液の中のいらないものを外にほかせないままだったり、必要なものが体に再吸収されずにほかされてしまうことになってしまいます。
腎臓が篩(ふるい)だとしたら、いままで砂と金をふるってうまいことわけていたのが、篩の網が詰まってしまって砂が通らなくなってしまったり網が破けて金も落ちてしまっているような状態やと思います。
そこで、血液をきれいにするために「血液透析」を行います。
透析には、「血液透析(人工透析)」と「腹膜透析」があるのですが、今回は後者の説明は省きます。
血液透析は、血管から針を刺して機械とつないで、血液をその機械に入れてきれいにしてまた体に返す治療です。
いっぺん体の血をきれいにお掃除しても、また体はどんどんゴミを作って体はゴミだらけになるので週に何回も行わないといけません。
そのお掃除をするには何時間も時間がかかるし、沢山の血液をいっぺんにしかも連続的に引っ張り出さないといけないそうです。
そのためには、体の表面に走っている静脈(採血の時に刺されるところ)だけでは血の量が足りなくて、体の深いところにある血の勢いの強い動脈を引っ張り出してきて協力してもらわなあかんとのことです。
その、動脈を引っ張り出してきて静脈とくっつけられたものが「シャント」です。
ここまででも少し痛そうですか?すみません。。
、
ここから「内シャント造設術」がどんなやったかのお話をさせてもらいます。
局部麻酔で、普通は、1時間ほどで終わる手術だそうです。
利き手と反対側の手首に作ります。
まず抗生剤の点滴をされるのですが、シャントを作るのと逆側の手の甲にされます。
もしかしたら、手術する側の手首に問題があった時にすぐに反対側でできるようにのために手の甲にするとのことでした。。。
わたしは、手術の前は、採血もしやすい方やし先生にも「ええ血管してるから大丈夫やろう」と言われていたのですが、開けてみたら動脈は人の半分ぐらいの細さで、ちょっとこれはマズイな。。。ってなことになりました((((;゚Д゚)))))))がくぶるです。
でも、あかんかったら肘のところの血管は手首より太いからそっちに切り替えることにしてとりあえず頑張ってみようってことで頑張ってもらいました。
麻酔はしてもらっているけど、終始鈍いような嫌な痛みがずっとあって、麻酔を少し足してもらいました。
1時間ほどしてやっととりあえずできたみたいだったので、切ったところを閉じて、聴診器で「シャント音」というのが聞こえたら血流がちゃんと確保できたということで成功なはずやったのですが、聞こえないようで、また開いて何かしていました。
見たら多分ぶっ飛んでたと思いますが、絶対見えないように腕のところに仕切りの布をかけていたので何をされているかはよくわかりません。
とりあえず腕の中をこねくり回されてるような感じはわかります。
「ごめんね、これは痛いけど、こうしたら流れ良くなるから!」と先生が言うので何かと思ったら、その血管に水?を流したようで、肘から手首に向かって激しい痛みが走りました。
ビリビリ痛かったので、芸人の罰ゲームもこんなんなんかなと思いました。
その後あっためたりなんやこんやして、わたしもヘロヘロになったところで、やっと出来上がったようで、「手は伸ばしたままで手のひらを上に向けたままにしといてね」と言われて添え木を巻かれてお部屋にかえりました。
それでも2時間ぐらいで終わったと思います。
わたしの持病のせいとかではなく、わたしは、たまたま生まれつき動脈が細かったみたいで少し大変な手術になりました(T . T)
お医者さんほんまにありがとうございました。。。
でも、その後の夜寝るのが1番大変でした。
せっかく頑張ってできたシャントが潰れてしまっては意味がないので肘を曲げずに手のひらを上に向けたままで一晩すごしたのですが、その体制がしんどくてしんどくて、夜中に目が覚めてから切ったところよりもその体制の肩や腕が思ってる以上に痛くてなかなか眠れなくて、気を紛らわすために本を読んでみたりゲームをしてみたりしてなんとか乗り切りました。
朝ご飯の時は、シャントの血流をよくするために腕は心臓の高さにしとくようにとのことで看護婦さんがテーブルを持ってきてくださって、そこに手を乗せて食べました。
それからお医者さんが来てくれて、シャント音を聞いて、まだ音は小さいけどあまり曲げたりしないならと言って添え木を外して手の向きも楽にしていいとのことでやっと解放されました。
切った傷は2日ぐらい痛かったですが痛み止めを飲むほどではなかったです。
血流をよくするために手をぐっぱーぐっぱーするように言われました。
看護婦さんに聴診器を借りてシャント音を確認してたら、日に日に音がしっかりしてきました。
普通の脈のの音と違って、ファーッファーッて感じです。
切ったところを触れるとビリビリっみたいな感じがするはずらしいのですが、わたしの細い血管ではなかなかわかりませんでした。
昨日、手術から10日経ったのですが、貼ってた絆創膏を取り替えるために外して指で触ったら、確かにビリビリっビリビリっとして、これか!と思いました。
絆創膏を貼った状態ではまだビリビリはわからないていどです。
家には聴診器はないので、直接耳をくっつけて聞くと、誰かが浮き輪を膨らましているみたいな音が聞こえます。
その音が聞こえなくなったらシャントが潰れているので急いでお医者さんに行かないといけないのですが、わたしはうまいことできてきたみたいでした。
あ!手術の次の日から防水の絆創膏にかえてくれて、お風呂も入れましたよ!
絆創膏ははがしておいてもいいと言われたんですが、縫った糸がピンピンはねてて手首にけむしがひっついてるみたいな状態で、引っかかりそうなので市販のでかい防水のバンドエイドを貼ったら、ピンピン出たまつ毛みたいなのが粘着にくっついて今度ははがせなくなりました。。。
抜糸は23日なのでそれまでほったらかしにします。
傷口というか毛虫な画像も張りますが、気色悪い方は是非見ないでください。
1枚目はバンドエイドを貼った画像で2枚目が手術から抜糸前の状態の画像になります。
ちょっときちょくわるい話になってしまいましたが、少しでも参考になればと思います。