小さな子供の事故を防止するため、使い捨てライターの規制がきつくなるらしい。

うん危ない。確かに危ない。
特に、ボタンを押すだけで点火してしまう電子ライターは非常に危ない。

ジャージのポケットに電子ライターを入れたまま眠ってしまったときなんかは寝返りをした拍子にボタンを押さなくて良かった、と僕だって猛省する。

あれは危ない。規制歓迎、大歓迎。

でもジョリジョリさせて火をつける昔からあるライター。これが無くなるのは困る。ずっと前にも書いた気がするけど、僕はあのライターが好きなので。
最近、その話題の新聞記事で初めて名前を知った。あれはフリント式ライターというらしい。

火打ち石の事をフリントっていうみたい。

丸い部品をジョリっと回して火花を散らし、次の瞬間に平たいレバーを下げれば火花に向けてガスが放たれる。

一見単純な動作だが、内面にはそういった起承転結を伴う、一つの完結したストーリーが隠れているのである。なんとも粋なライターではないか。

この感動を上手く伝えることが出来なくてもどかしいが、「無駄な動きを一切せず」に、「完結を構築」させているのがフリント式ライターってわけだ。
しかも何十年も昔からほぼ同じ形で残っているとは、これはもう人類史上屈指の発明に違いない。

規制強化は別に構わんけど、ジョリライターは今でも充分に安全性に満ちているから後世に残すべきだと密かに思っているんだが…。