「あ…ありのまま 昨夜 起こった事を話すぜ!
おれとトン吉(息子、7歳)は 万博会場を後にし東ゲートから夢洲駅に向かっていたが いつのまにか万博会場に戻っていた
な… 何を言っているのか わからねーと思うが
おれも 何をされたのか わからなかった…」



大屋根リングが水面に映って綺麗
ゲート前では環境も悪くて、トイレも自販機も長蛇の列、自販機も売り切れが増えていき、じわじわ不安が増しました。
将棋倒しが起きないかな…など不安な気持ちにも一時なりましたが、アナウンスに従い万博会場内に戻ると、
色々諦めて万博泊を決めた人ばかりなのかもはや落ち着いた空気、治安も良く、基本静かでした。
不満を吐き出して嘆くことも
受け入れて楽しむことも
どちらも出来そうな気持ちの分水嶺にいて、私は楽しむ方を選びたい、これをネタにしてずーっと笑い話にしたいと考えていたけれど、
こういうのは同行者の受けとめ方にも左右されるもの。
トン吉の様子を観察していると、
「来るんじゃなかったよー!(並んでばかりで)最初と最後が最悪だよぉ〜!家でるなこちゃん(姉)と遊びたかった〜」などと最初は嘆いていましたが、寝ると決めてからは
♫万博で〜寝て〜
万博で〜起きる〜♫
と歌って
『最高で最悪だねっ』と笑ったので、
私も心から笑えるようになりました。
最高で最悪、という言葉、とても気に入りました。
幼児を連れて来た人は、オムツ枚数ギリギリじゃないか?とか
きちんとホテルを予約して遠方から来た人は笑えないよな、とか思うけれど
不思議な時間を経験したことを、得した!!と少しでも思えた方が、実際お得だと思います。
今後は起きないでほしいけど、
ちょっと面白い時間でした