いよいよお盆ですね。
今年のお盆は少しでもいいから
目を閉じて耳をすませるような時間を作って
懐かしい声をたぐりよせることができるよう
心を静かにしていたいです。
子供のころ、仏教を詰め込まれかけた時には
反発したものですが(笑)、
年をとって少しずつ いろんな宗教の
「いいな」と思う部分だけ都合よく
許容できるようになってきました。
もっともっと年を取ったある夏には
大文字の送り火に涙するようなおばあさんに
私はなっているかもしれないです。
そういう未来も悪くないような、
それに先立つ悲しい別れは
ずっとなければいいと願うような、です。
送り火の時には、
「また来年ねー」と心の中でつぶやいて
微笑むくらいがきっとちょうどいいですね。