「 日本人でよかったと思える
美智子さま38のいい話」 /渡邉みどり著 を読みました
お着物姿の美智子さま! という表紙のオーラに引き寄せられて
借りる予定の本を変更して借りちゃいました
日本人でよかった、とは日々思っているので
改めて感じることはなかったのですが
やはり美智子さまは本当に素敵・・・と思いました。
美智子さまといえば、二十歳の時に母と旅行したイタリアで
日本語ペラペラの現地イタリア人ツアーガイドさんが
バスの中でぐったりしている私たちを見て
「今右に見える建物は、××年、
美智子さまが宿泊されたホテルです」
というようなアナウンスをしました。
私も疲労で観光より一眠りしよう・・と思ったところでこのアナウンス。
頭をもたげて疲れた目の端で必死で見た覚えがあります。
このガイドさんはやり手で(笑)、この後
「こうアナウンスすると、日本の観光客の中で
反応を見せない人、目を開いて見る人と分かれるので
その様子を見るのが私は好きです」
というようなことを言いました。
私は後者ですね^^
ガイドさんも「私、美智子さまが大好きです」と言ってました。
話を本に戻しますが、美智子さまご婚約発表超直前に
美智子さまのお母さまが
「皇室を尊敬はするが、神さまとは決して思わない教育を、
戦前から私たちはしてきました。
そして皇太子という身分、地位は、私の方としては
マイナスの条件としか考えられなかったのです」
と涙を流して記者に語った、というところでは
普通の素敵な縁談がいくらでもあった美智子さまに
皇室へ嫁いだ後の苦労を想像してのお母様のお気持ちが
伝わってきて複雑な気持ちになります。
実際、皇太子妃時代に皇后にシカッティングされたり
火炎瓶事件や失語症になったり
ご高齢なのに過密スケジュールの海外訪問もあったりと
本当に険しい道のりだったと思います。
一度書いたブログが消えてたので、
二度目の読書感想文(笑)はここでストップします^^
陛下が赤ちゃんだった時代に、まだ乳母制度があって
夜中の二時に授乳担当だった乳母さんが
『絹のお座布団の上でお抱っこ申し上げ』
『おくわえあそばす』
というようなフレーズを使っていたのが楽しくて
るなこ授乳タイムにも時々使っちゃってます。
絹の座布団はうちにはないけれども★