ずっと仕事を続けている人を尊敬します。

 

その逆のパターンになる、

すぐに職を変える人、転職を繰り返している人は

大丈夫かな・・・とか 我慢が足りないんじゃないのかな・・・とか

つい思ってしまいます。

私自身が銀行の仕事がいやで続けられず、

すぐに辞めてしまったこともあり

どんな仕事も「続けることがかっこいい」

とずっと思ってきました。

 

それが先日

前の職場で一緒だったJさんとメールをした時に

Jさんがこの1年で3度目の辞職をしていたことを知りました。

  

3度目と知って一瞬、

「辞めるの早いな!!」とぎょっとしました。

  

 - 履歴にそんなに傷がついて、大丈夫かな。

 - 次に仕事を見つけるの大変にならないかな。

  

いつもなら、そんな転職の多い人の話を聞くとそう思って、

そこで終わりなのですが

今回初めて それ以外の考えも浮かんできました。

 

 - 履歴の傷なんて。

 

一度きりの自分の人生において、

「この仕事は自分には合わない」

「この仕事を続けるのが辛い・・・」

とわかっていながら、

無理に無理を重ねて続けることよりも

自分の心の声をまず大切にした結果

転職になったんだ、と思ったら

急に見方が変わりました。

  

他人から見て

もったいない転職、我慢の足りない転職ももちろんあると思うし

転職だらけの職歴は確かに

再就職の現実にはマイナスに働くと思うけれど

Jさんはきっと自分の素直な気持ちに従って、

より納得できる仕事を探すために仕事を辞めたんだな、

と思いました。

 

年を取って自分が死ぬ時、  

無傷の履歴とひきかえに心はボロボロ傷だらけ・・・

っていう壮年期の思い出があるのと、

自分の心と相談しながら都度都度曲がりくねって

自分の心に沿う道を来た人生と・・・

どちらが幸せだったと思えるのかな。

 

たとえ人から

「ジョブチェンジしすぎだろ!!ダーマ神殿かよw」

と思われたとしても、私なら

「幸せだった」と思えるのは後者かもしれない。

 

死を前に、履歴の傷なんかくそ食らえなんだよ。

 

一つの仕事を勤め上げた人はやっぱりかっこいいけれど

心を犠牲にしてまでこだわるポイントじゃないよなあ~。

  

こんな風に思えたのは、

4度目の職探しをはじめたというJさんが

とても素敵な方だからです。

  

本当の本当に一番いいのは

最初の職が天職で、ずっと楽しく続けられることですが~^^